第6回 レッスンリポート(2013年2月8日)

今週は木曜日、金曜日と連日の練習。
5時ぐらいから、一人、また、一人とグランドに集まってきます。
この会場は、電車で来る生徒にとっては、駅からバスに乗ってくる必要があり、アクセスという意味では、不便なところもあります。
それでも生徒たちは、塾などの用事がある時以外は、みんな参加してくれます。

そんな生徒たちの時間を無駄にしない為にも、指導者としてしっかりと準備をして、生徒たちにとってより良い時間にしなければと思います。

練習メニュー
1、キックパスゲーム(パンチキック)
2、ファンクショナルストレッチ
3、ターゲットグラバーキック
4、グラバーキックトライチャレンジ
5、ナンバー2対1
6、カラターン3対2
7、4対4(キックあり)
8、ストレッチ
 
今日のテクニックはキックです。
キックにもさまざまな蹴り方や、用途に応じたキックの種類があります。

ロングキックは、一時代前はスクリューキックが主流でしたが、今は、コントロールを重視するようなパンチキックという蹴り方をするトッププレーヤーが多いです。

子どもたちは、スクリューキックがかっこよく見えるようで、みんなやりたがります。

ただ、ボールを回転させることを意識するあまり、足を横から振りかぶってしまう癖がついてしまう傾向があるように思います。

スクリューキックも足をまっすぐ振って、確実に足の甲の同じ場所にボールをミートさせることがポイントになりますが、なかなか、それを伝えても、ボールが回転したか?しないか?が、子どもたちの正解になってしまうので、足を横から振りかぶってしまう動作は改善されません。

それもあり、私としては、低年齢の生徒たちには、最初は、パンチキックから指導することが良いのではないかと思い、今日は、パンチキックを指導しました。

このプログラムの生徒たちは、キックの動作のレベルが高かったので、ラグビーボールを持った状態からスタートさせました。
年齢の低いプレーヤーの中には、そもそも、ボールを蹴るという動作がスムーズにできないこともあるので、そういう場合は、地面にあるボールをドリブルさせたりなど、ラグビーに限らないキックの動作のメカニズムを理解させ、その次に、ラグビーボールを手に持ってチャレンジさせた方が、無理なく、楽しくキックの動作を身につけられるのではないかと思います。

今日の最後のゲームは、キックありのルールで行いました。

まだ、使い方等については、課題もありますが、スキルとなると、判断も加わりますので、その点は、私からのアドバイスと、トライ&エラーで、キックテクニックをキックスキルへと変化させて欲しいと思っています。

 

担当コーチ 川合レオ