【2014徳島クラス】第12回レッスンリポート(2月５日)

放課後ラグビープログラム徳島クラスの全日程が終了しました。開催地域である美馬地区は，四国ラグビー発祥の地でもあり，つるぎ高校（旧貞光工業高校）や脇町高校といった伝統校やスクール活動が地元に根付いています。近年は，タグラグビーの普及が進んでおり，同地区及び周辺小学校がサントリーカップに出場するなど裾野も拡大しています。しかし，中学生がラグビーに取り組める環境は整っておらず，3年間楕円球に触れる機会がありませんでした。

今回，放課後ラグビープログラムを開催したところ23名の子ども達がチャレンジしてくれました。どの子も前向きで向上心が高く，回を追う毎に成長していく様子が伺えました。また，12回のレッスンを通して子ども達同士やコーチとのコミュニケーションも深まり，息のあがる練習のなかでもよい雰囲気で進めていくことができました。子ども達のほとんどが未経験者ですが，体験に終止するのではなく，ラグビーの原則に従い頭と身体をフル回転させるような練習を進めていきました。子ども達は，理解が進むにつれ迷いがなくなり“躍動する姿”が見られるようになりました。子ども達には，これからも前向きさを大切に自己開発し続けてほしいと願っています。

最後に，徳島クラスを開催にあたりお手伝いくださいましたコーチの皆様，ご指導ご支援を賜りました日本ラグビーフットボール協会，文部科学省，つるぎ町教育委員会の皆様に心より御礼申し上げます。