【2015東京町田クラス】第5回レッスンリポート(2015年10月13日)

第5回目の放課後ラグビープログラム東京町田クラスがキヤノンスポーツパークで開催されました。急に寒くなりましたが、東京町田クラスの子供たちは、元気にあつまりました。

 

この日のウォーミングアップは、キヤノンイーグルスのコンディショニングコーチ(体作りのコーチ)坂田コーチによるトップリーガーもやっているランニングフォームからアジリティ(俊敏性)のトレーニングを行っていただきました。股関節をしっかり使い、骨盤の高さ、つま先から上半身に力をいかに伝えるかなど、「走る」動作に関して細かく指導していただきました。

 

そして前回の「キック」の振り返りを行いました。「同じ場所にボールをセット。しっかりボールを当てる。ターゲットを12時の方向にして、フォロースルーする」この3つのキーファクター(要点)に注意しながら短くても集中して反復練習しました。

 

今回の特別コーチ。キヤノンイーグルスの橋野キャプテン、元日本代表の小野沢選手、菅谷選手、そして山路選手の4名に来ていただきました。
テーマは「1対1」。トライの位置によって点数が違うドリルを行いました。相手を抜いたあと予め1点と2点に設定させたトライゾーンにトライし点数を競います。それを3つのシチュエーションでの「抜き合い」で行いました。最初は、正面に立ってボールをパスしてスタートするシンプルなパターン。次に横からディフェンスが来るパターン。そしてトライの点数を変える事によってスピードで抜くのか、ステップで内側に抜くのかなど戦術的な要素を取り入れたパターンを行いました。やはり勝負がかかるとみんな熱くなり、真剣さの中に笑い声が絶えない楽しいセッションになりました。途中菊谷選手が、特別参加してくれて盛り上げてくれました。

 

最後に小学6年生、中学1年生チームが、上級生の中学2、3年チームに挑戦しました。結果は、上級生が貫禄勝ちということになりましたが、年齢を越えてチャレンジする「心粋」は、とても大切だとおもいました。

 

最後は、おなじみになったタッチフットです。毎回、ルールに変化をつけて行います。ラグビーは、よりラグビーの原則とルールを理解したチームが勝つという競技です。シチュエーションとルールへより早く対応するをテーマにタッチフットを行いましが、毎回、少しの間、混乱した様子が見受けられます。しかし、練習回数を重ねる事に理解のスピードが上がって来ています。特別コーチの各選手から肩の使い、駆け引き、ディフェンスのスペースの埋め方、チェンジオブペースなど適切なアドバイスをもらい、一緒になってタッチフットを楽しみました。

 

白熱したゲームのあと、しっかりとレビューをしました。自分で考える時間を何度もとり。しっかりと自分自身でレビューできるようになってきています。

 

次回は、菊谷選手の「ブレイクダウン」というテーマでお願いしています。
乞うご期待ください。

【第5回練習内容】
1、 ウォーミングアップ  ランニングフォームのチェック  
2、 前回の復習 キック
3、 特別セッション 「1対1」
4、 タッチフット
5、 クーリングダウン 

 

メインコーチ 小畑
アシスタントコーチ 瓜生
スペシャルコーチ キヤノンイーグルス 坂田S&Cコーチ、橋野キャプテン、小野沢選手、菅谷選手、山路選手