【2015埼玉クラス】第7回レッスンリポート(2015年10月23日)

今回のテーマは「コミニュケーション」です。ラグビーの様々な状況(アタック・ディフェンズ・ラン・コンタクト)でいかにして「コール(話す)」「ヒヤリング(聞く)」「ボディーランゲージ(ボディーアクション・アイコンタクト)」ができるか?その際にどのような「ワード」や「タイミング」で伝えるのが良いのか?にフォーカスしながらセッションを行いました。


先ずは、5人組の鳥かごゲームでパスを「もらう・もらわないのコール」を出せているか?聞けているか?に始まり、そのままの5人組ハイパントキャッチでは「マイボール:コール」が出せてるか?「周りからの指示」が聞けているか?の基礎的な部分から入っていきましたが、最初恥じらいが見られましたので声の大きさに選手間のバラつきが多くありましたが、声の大きさについての「基準を作り」周辺にしっかり伝わるコールを出すことを徹底しました。

 

その後は、恒例のミラードリルを行ったのですが、先に実施したコミニュケーションドリルのお陰か!?選手からはさっそく「大きく」て「良いコール」が「良いタイミング」で出始めました。

 

パススキルに進む中で本日から実施している「2対1」「3対2」では、オーバーナンバー(余った状態)で『あまった:コール』が次々と選手達から出てくるので非常にパスがスムーズに通り、その声がダミーとなって突破するような状況もたくさん生まれていました。

 

コンタクトに入る前に「リロードサーキット 腕取り相撲 押さえ込み」をおこないコンタクトへの準備を整えました。今回のブレイクダウンスキルはアタック時の「2NDマン」についてセッションを行いましたが、ボールキャリアへの「指示」とゲートの真上を通過する「オンザボール」で「低いクリーンアウト(オーバー)」を目標に繰り返し練習を行いました。「指示」の部分では特に「的確なコール(レッグドライブ・ダウン・など)」が「良いタイミング」で出ており、ボールキャリアとのコミニュケーションも抜群でした。

 

タッチフットでは「外からの声(AT:あまった)(DF:たりない)」が非常によく出始めています、グランド全体に響き渡っる選手達の声がコーチとしても非常に心地よく感じ、第七回目ですが過去最高の「声(コール)」だったと思います。素晴らしい!

 

最後に選手達へは普段の生活でも「コミニュケーション”力”」が非常に役立ち大切であると説明をし、家や学校でも積極的な姿勢でコミニュケーションの手本となるような人間(ラグビー選手)を目指して欲しいと話をし、本日は終了しました。

 

次回は、『Phase-2:ビジョン/ディシジョン/コミニュケーションのふり返り』についてセッションを行う予定です!


【第7回練習内容】

メインコーチ 太田正則
アシスタントコーチ 祝田康彦
協力 立正大学 沼澤鷹介(4年)/立正大学ラグビー部1年生(9名)