【2015群馬クラス】第6回レッスンリポート(2015年11月16日)

今回の放課後ラグビープログラムで半分が終了する6回目となりました。目に見えて生徒達の成長が実感できているのは、生徒達自身がただ練習をしているのではなく、考えたことをすぐに形として実践しようとする姿勢が成長に繋がっているのではないかなと思います。

 

最初のウォーミングアップからもただ体を動かして温めるだけの時間にせず、それも一つのテクニックやスキルの要素が詰まったドリルを用意して、限られた時間を余すことなく練習に反映しております。

 

中には同じ注意を受ける生徒はいますが、その後はすぐに修正してプレーで名誉挽回をするのでそれも成長していく過程として素晴らしいと思います。

 

本日は「サポート」をテーマに展開していきました。サポートといっても幅広いのですが、今回はシンプルにパスした後のサポートに焦点を当てて行いました。パスをした後にサポートするというのは頭でその重要性がわかっていても、実際はなかなか思うようにいかないものです。

 

その原因として敵のプレッシャーを感じるあまりに流れてボールを受け取り、サポートの距離が遠くなる、パスに集中してしまいサポートを忘れてしまう、どこにサポートしていいのかが分からない、などと様々ですね。

 

そういった問題を一つ一つみんなで考えながら解決をしていってプレーをしてもらいました。ただその時点では解決したはずの問題が実行に移すと浮かび上がってくるので、カラーコーンなどを使ってコースなどを道しるべとして置いておくと、スムーズに行うことが出来てきます。

 

形式的なドリルを行った後は、実際にボールゲームでのより試合に近い状態で練習を行いました。すると、多少のコースのずれなどはあるのですが、サポートをするという本日のテーマに相応しい、非常に高い意識でのサポートが見られました。

 

ボールキャリアを孤立させないという意識がいくつもの素晴らしいトライを演出してこういった成功体験の積み重ねがプレーの質を高めていくんだろうなと思いながら見ておりました。

 

ボールゲーム中は、初回の頃に比べて圧倒的にコミュニ‐ケーションを取るという意識も高まってきておりますので、狙いとしているパーツとパーツが連結している手ごたえも感じております。

 

とてもいい流れで群馬クラスは半分を終了しましたので、次回の後半戦もいいスタートが切れるように良い準備をして臨みたいと思います。


第6回練習プログラム

1. アクティブウォーミングアップ
→パックマンゲーム
→ストレッチ
2. Rugbyサーキット
3. 3人パス
4. 2フェーズアタック
5. ボールゲーム
6. 振り返りの時間


メインコーチ:三宅 敬
アシスタントコーチ:石橋 昇