前回第2回目の練習が、悪天候のため中止になり、約1か月も空いてしまいました。今回の参加者は26名と少なく、どれだけ前回の内容を覚えているか不安の中、スタート。
■ボールタッチ(アップ)&エリア内パスカウント(アップ)
全体の9割以上が、まったくラグビー経験なしのため、アップ時点からパステクニックやスペースを見つけるといった基本的(初歩)なメニューの振り返りから開始した。
■ランスキル&パスターン(グリッド)&ランスキル&キックターン(グリッド)
今回から取り入れた、グリッドを用いたランスキルでは、4人/チームで実施チーム単位で一斉スタートは、競争心理を仰ぎ、大きな声で仲間を呼んだり
大変盛り上がる練習となった。今回、キックを初めて取り入れたが、サッカー部所属の生徒は、ボールは違えどキックコントロールは、難なくこなしていた。
■ボール奪取&パススキル(グリッド)
これもグリッドを使い、4人/チームX4チームX2グリッド(サポートコーチも参加)、ボール奪取といった、ラグビーの大原則を意識させる、ゲーム形式のカリキュラムを実施。他チームの動きやスペースなど判断しながら、ボールを奪取しなければならず、視野を広げ、瞬時に判断し動かないど負けてしまうため、仲間とのコミュニケーションが良いチームが上手くボール奪取に成功していた。
■ミニゲーム(アタック4人×ディフェンス4人)
4X4ゲーム(10mX25m)。ディフェンス側をグリッド内5m間隔の縦に並べ、横方向のみ動けるよう制限しアタック側はパス&ランのみで、トライを取りに行くゲームを実施。最初たった一人のディフェンスだが、ボール保持者は戸惑い止まってしまいうまくトライまで行き着かない状況。サポートメンバーによる手本を幾度か見せ、徐々にパス&ランが繋がるようになった。4対1の場面の連続だが、走りながらパスを繋ぐといった継続したプレーが生徒にとって、
難しく、また抜けた時の感覚がわかってくると、パスダミーなどアレンジする場面も出てきていた。
【所感・・メインコーチ横田】
前回との間隔が1ヶ月と開きすぎていたのに、レベルアップを急ぎすぎた感があった。ひとつひとつのテクニックを、もう少し時間を取り、習得していかなければいけない。ただ、参加者はそれでも楽しそうにプレーしているので、決して強制ではなく、上達の過程で必要プレーを理解してもらえるよう、取り組んで行く。
※会場に照明が無く、今回豊田市様から、灯光器をお試しで導入していただいたが、これから先、日没が早まるのため、次週からの対策を行政・学校を含め対応していく。
【第3回練習内容】
1,ストレッチ
2,ボールタッチ(アップ)
3,エリア内パスカウント(アップ)
4,ランスキル&パスターン(グリッド)
5,ランスキル&キックターン(グリッド)
6,ボール奪取&パススキル(グリッド)
7,ミニゲーム(アタック4人×ディフェンス4人)
8,クールダウン
メインコーチ 横田 俊光
支援コーチ 森脇 浩二 トヨタ自動車ラグビー部OB
支援メンバー トヨタ学園ラグビー部OB 5名
特別コーチ 難波 英樹(ヴェルブリッツコーチ)