【2016北海道札幌市クラス】第10回レッスンリポート(2016年11月9日)

いよいよ最終回となりました。今回は12月並みの寒さとなり、残念ではありましたが、グラウンドでの実施は諦めました。

 

「今回は過去9回の集大成として札幌クラスでの練習の成果を今日のパフォーマンスで見ることができればコーチとして、とても嬉しいです。」という挨拶からスタートしました。選手たちからは「とても楽しくためになったよー」とお世辞でも嬉しい言葉をいただきました。

 

先週のテーマはキックとキックキャッチ、キックチェイスでしたが、ポイントについても積極的に発言をもらい、しっかりポイントを覚えていてくれました。あとは練習あるのみですね~。

 

さて最終回のテーマは「ディフェンス」です。ポジショニング、ノミネート、上り方、コース取りなど、一回のレッスンでは時間はたりませんが、過去9回のタッチなどのゲームでは、ほとんど触れずにきていましたので、最後のタッチでの攻防がどうなるのか楽しみにして練習を開始。

 

ファンクショナルストレッチのあとは、4人が並んでギャップを作らずに走って止まりまた走るというランニングドリルでウォーミングアップ。前をみながらも横にいる仲間を感じることが徐々にできるようになりました。横にスライドする動きなどいれスピードも少し上げていきましたが内側にいる選手のペースに合わせて動くことも意識できるようになってきました。

 

体も暖まったところで50カウントパス。先週の記録更新にチャレンジ。小学生は47秒から43秒に見事更新。中学生は先週の40秒を超えることができぬままタイムアップ。キャッチングとパスはこれからも各チームでの練習時にポイントを意識して上達してほしいと願っています。

 

さて、ディフェンスドリルは1対1からスタート。立ち位置とコース取りも理解してくれましたが、常に意識してできるようになってほしいです。中学生は、ある程度、理解度が高まったところで2対2に移行。最初は外側の選手が相手の内側の選手を見てしまうケースが目立ちました。対面をみないでボールを追ってしまっていましたが、指さしでノミネートすることを覚えると徐々に様になってきました。さらにコーチがアタックに入り3対3でのディフェンスに移行しました。そろってアップすることも何となくできたかなーということろまで。

 

体育館ということで中学生のゲーム中は、小学生は場所を移しハンドリングゲーム。これを交互に実施。タッチでは最初のポジショニングやノミネートは少しできていましたが、2次3次になると対面を見ることを忘れてしまうケースが目立ち、今一度、ノミネートにフォーカスしてもらいました。 アタックでは、最初のころからは大きく成長し、しっかり深めにポジショニングしてボールを動かそうという意識も見えていました。外側の選手も声を出せるようにもなっていました。ループやシザースなど動きを作りチャンスの創出にチャレンジできるようにもなっていました。

 

小学生グループも過去9回のタッチからは数段レベルアップした攻防をみてせてくれました。チャンスやピンチに声を出して仲間に伝えようというシーンも見ることができました。彼らの成長が楽しみでなりません。

 

最終回のタッチのパフォーマンスが向上していて、このクラスの実施が成果があったと実感できました。 みんなラグビーを楽しんでくれています。それがなにより嬉しいことです。

 

閉会式では2年生のユウタ君が代表して感謝の言葉を述べてくれました。リーダーらしくなってきましたよ~。 最後に全員で記念撮影をして札幌クラス2016の全日程を終えました。

 

参加してくれた選手たち本当にありがとう。

コーチの皆さんありがとうざいました。

いつも寒い中見守ってくださった保護者の皆様ありがとうございました。

学校関係者、札幌市スポーツ部の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。

 

素晴らしい機会にかかわることができ、とても幸せな10週間間でした。 

≪第10回練習内容≫

1.ファンクショナルストレッチ

2.ワンラインラン

3.ハンドリング 50カウントタイムトライアル

4.1対1

5.2対2

6.3対3

7.タッチ

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 笠井建志、今井翔太、小野田保、立野弘高