第3回 レッスンリポート(2013年1月25日)

今日は、かなり冷たい風が吹いている状況でしたが、塾や受験勉強でお休みの生徒以外、全員出席で、第3回放課後プログラムを開催しました。

初回のレッスン前は、緊張気味だった生徒たちでしたが、楕円のボールをパスし合うことで、少しずつ、心を通わせることができているようです。
普段は違うスクールでライバルの生徒達もいますが、大きい枠でとらえれば、ラグビーを大好きな仲間ですからね。
ラグビープレーヤーとしての成長とともに、この活動を通して生まれる人間関係も、生徒達の将来の財産になってくれればと思います。


【第2回練習内容】

 1、パワー系トレーニング
2、ファンクショナルストレッチ
3、キャッチ&パスの説明
4、スタンディングパス(右足軸、左足軸、両足)
5、行進ランパス
6、スキップランパス
7、ストレートラン強制ギブス
8、ナンバー2対1
9、4対4
10、ストレッチ

今日のテクニックは「キャッチ&パス」。
その後の2対1は、指導の成果が見られました。
テクニックには、細部にわたって、これでなければいけない!!というような正解というものは、実は存在しないように思います。

一般的に言われている合理的な方法はありますが、最終的には、プレーヤーそれぞれが自分なりにフォームを作り上げて行く作業が必要です。
ただ、パスが上手に投げられないプレーヤーについては、合理的な方法を伝えると改善できることがあります。

前回のレッスンまで、2対1等で、どうしても相手を引き付けられない、または、正確にパスができないという生徒がいました。

今日のレッスンで、アーリーキャッチ⇒ショルダーローテーション⇒フォロースルー、というシンプルなキーワードを意識させただけで大きな改善が見られました。
前回までは、パスする時に、体ごと(下半身・上半身ともに)ローテーションしてしまっていました。
下半身はまっすぐに走って相手を引き付け、パス動作については上半身でショルダーをローテーションさせて投げることができないでいたのです。

さらにレベルが高くなってくると、短い距離であれば、ショルダーをローテーションさせずにパスをすることも可能になっていきます。

すでに、そのレベルに達している生徒もいて、彼には、両方の方法が出来れば良いと伝えました。

上記のこと以外にも、細かいポイントも指導しましたが、最終的には、自分がやりやすい方法を自分なりに探すことが大切であるとも伝えました。

もし、上手くいかなかったら、今日伝えた、「アーリーキャッチ⇒ショルダーローテーション⇒フォロースルー」だけでも、思い出してみて下さい。

 

担当コーチ 川合レオ