第2回 レッスンリポート(2013年1月24日)

寒さはあるものの、天候には恵まれ、中学生の女子プレーヤーも含め、14名で第2回の放課後ラグビープログラムを開催しました。

これからのレッスンの中で、テクニックについては、毎回、テーマを決めて、細かい指導もしていきます。 
ただ、大切なことは、テクニックをスキルとしてゲームの中で発揮することです。
テクニックとスキルという言葉は、日本では同じようなニュアンスで用いられることもありますが、私の頭の中では、下記のように整理しています。
■テクニック・・・・・スキルの選択肢となる様々な動作(相手の付いていない状況での動き)
■スキル・・・・・・・テクニックを判断を伴った状況の中で選択し実践する能力(相手の付いている判断の伴った状況)

放課後プログラムの中では、さらにウォーミングアップやファンクショナルストレッチの中で、スペース感覚や、ゲームの中で必要となる体の動き作りの指導もして行きます。
そして、最後にゲームです。
ゲームについては、年齢層の幅も広いので、タッチフットとなりますが、攻撃と防御の切り替えの早さ、サポートの速さ、判断の速さ、スペースへの働きかけ、実践の中での正しいテクニックなど、すべての要素を複合的に合体させて、効果的にパフォーマンスが発揮されているかをチェックして行きます。
テクニックについては、毎回、テーマが変わっていきますが、すべてのテクニックが、毎回のスキルや、ゲームの中で必要な要素なので、一度、指導したテクニックについては、今後は、実践の中で、その都度、それぞれの生徒個へアプローチをしてきたいと思います。また、生徒達には、それぞれが実践の中で意識しながら、少しずつレベルアップしてくれればと思っています。

【第2回練習内容】
1、1対1(ウォーミングアップ)
2、ファンクショナルストレッチ
3、キャッチの説明
4、ボールハンドリングテクニック(2人一組)
5、フィンガーキャッチ(グリット2コーナー)
6、アーリーキャッチテクニック(4人1組ショートパス)
7、2対1(DFコーチ)
8、ナンバー2対1
9、4対4
10、ストレッチ

今日のテクニックは「キャッチング」。
キャッチングをじっくり指導したのち、前回も行った2対1や、4対4を行いました。
生徒達も頭では理解してくれたと思うので、今後のレッスンの中で、無意識で動作ができるように、キーワードを伝えて行きたいと思います。
細かいことを色々と伝えましたが、「アーリーキャッチ」だけは、忘れないで下さいね。

担当コーチ 川合レオ