第5回 レッスンリポート(2013年2月7日)

まだ、まだ、寒い日が続きます。

早く春が訪れないかと、首を長くして待っています。

生徒たちは、寒さにも負けず、今日もほぼ全員出席して、元気に第5回の放課後プログラムを行いました。

気付けば、練習前には、所属チームの垣根を越えて、タッチフットをしたり、パスをしてたりと人間関係を深めてくれています。

練習メニュー
1、ショートキック(&ラン)ゲーム
2、ファンクショナルストレッチ
3、クリアリングパステクニック
4、ナンバー2対1
5、カラーターン3対2
6、4対4
7、ストレッチ
 
今日は、クリアリングパスを指導しました。

クリアリングパスとは、ポイントからボールをクリアーするためのパスです。

日本では、スクラムハーフのパスと言った方がわかりやすいかもしれません。

ただ、連続攻撃の中では、必ずしもスクラムハーフだけが、パスをするわけではないので、IRBのテキスト等では、これらのパスをクリアリングパスと表現しています。

スクラムハーフとして、専門職のレベルで高みを目指すとなれば、何千回も投げ込みを行いながら、自分なりの投球フォームを確立する努力が必要になるでしょう。
今日は、そこまでのレベルを求めるというよりも、いざという時にボールをクリアーできるように合理的なテクニックの動作のポイントを指導しました。
ただ、専門職のプレーヤーにとっても、なかなか自分が成長できない時に、自分のフォームをチェックする項目でもあります。

簡単に書くと下記のようなポイント
■足のアプローチの場所(投げる方向の逆足をボールの側/反対の足はつま先を投げる方向に向ける)
■ボールへのアプローチ(深くボールの下に手を入れる)
■膝の回転とフォロースルー(レシーバーに向ける)/投げる方向への体重移動

その後は、2対1、3対2、4対4と、スキルゲームを行いました。生徒の中には、パスの動作が飛躍的に上達してくれてる生徒もおり、うれしい限りです。
ゲームが複数になっても、プレーを構成しているのは、1対1のステップ、2対1、そしてサポートの意識、ATからDFへの切り替えの速さなど、シンプルなことです。

それらを目の前の状況によって組み合わせることで、素晴らしいアタックがうまれます。

引き続き、2対1などの基本を反復しながら、バランスよく、生徒の成長をサポートして行きたいと思います。

 

担当コーチ 川合レオ