第7回 レッスンリポート(2013年2月14日)

早いもので放課後プログラムも第7回となり後半に入りました。
時期的に中学生はテスト期間と重なってきました。
テストの時期は生徒によって様々です。

また、テストの準備に必要な時間も様々です。
その時々で自分の中で優先順位をつけながら、ラグビーと学校生活を上手に両立してくれればと思います。

 

練習メニュー
1、ラグビー・ポートボール
2、ファンクショナルストレッチ
3、パワーフット
4、ポジショニング時の姿勢(視野の確保)
5、スピードコントロール/ショートステップ
6、ダウンスピード
7、4対4
8、ストレッチ

毎回、テクニックをピックアップして30分ぐらいの時間で指導をしています。
30分の中でコツを掴んで改善がみられる生徒もいます。
ただ、生徒たちには、それぞれ個性もあり、すべての生徒が、すべてのテクニックを30分でマスターできるわけではありません。

生徒たちにも伝えていますが、テクニックとスキルは、キーポイントと個人の課題点を意識しながら、週末のスクールでの練習や試合に取り組むことで、はじめて自分のものになっていくのだと思います。

そういう意味でも、放課後プログラムでは、生徒たちに様々なことを指導しますが、今、できる/できない、ではなく、将来できるようになる為のポイントや、自分でできるようになるためのキーポイント、キーポイントに対しての現時点での課題などを、理解させてあげたいと思っています。


今日は、1対1のタックルの指導をしました。

今回は、説明が長くなってしまうことを覚悟して、下記のような指導をしました。
■自分の力を相手に効率よく伝えるタックルの姿勢とメカニズム(パワーフット&ヘッドアップ)
■ポジショニングした際の視野を確保する姿勢の理解
■アプローチの際の視野を確保した姿勢/スピードのコントロール/ショートステップ
■ダウンスピードの必要性と理解

コンタクトは、メンタルやフィジカルの強さが大きく影響します。
中学1年生あたりは、成長期の狭間で、メンタルとフィジカルの成長に個人差が大きくあるように思います。

そういう意味で、放課後プログラムの中の短時間で、その点を克服させることは不可能なので、それらの準備が整った時に、しっかりタックルができるようになるために、まずは、頭で正しいメカニズムを理解することを大きなテーマとして指導をしました。

パワーフットの指導の中でも、足を付く場所が遠すぎたり、近すぎたり、足の運びが間違っていたりと、生徒の中でも様々な課題がありました。
コンタクトについては、残りのレッスンの中で、また、ピックアップしたいと思っています。

 

担当コーチ 川合レオ