第9回 レッスンリポート(2013年2月28日)

テストが終わった中学生たちも参加し、春風を感じる中、第9回放課後プログラムを行いました。
1月から始まった本事業も今回を入れて残り4回。
生徒同士は本当に仲良くなり、クラスとしては、とても良い雰囲気が出来上がっています。

生徒たちはバランスよくレベルアップしています。
それもあり、タッチゲームの質が高まっています。

残り少ないレッスンですが、少しでも生徒を成長させられるよう、精一杯、頑張ります。

練習メニュー
1、ボールタッチゲーム
2、ファンクショナルストレッチ
3、リアクションフットワーク
4、ボールキャリアダウンスピード
5、ナンバー2対1
6、キック3対2
7、4対4
8、5対5(ワイド)
9、ストレッチ

 

先週のテクニックは、間合いのある状況での1対1のステップの練習をしました。
今日は、その続きとして、間合いの無い状況で相手と戦う際のフットワークを中心に指導をしました。

ボールを持って相手とコンタクトする時は、必ず、相手の芯をずらさなければいけないというわけでもありません。

例えば、サモアやトンガの選手のように、パワーのある選手達は、芯をずらさずにヒットしても、勝負できる場合もあります。

ただ、それは、相手よりもパワーがなければ成立しないプレーです。
今日は、自分よりもパワーがある相手と戦うことをイメージした上で、その際に必要となるテクニックの指導を行いました。

私としては、どんな相手にも芯をずらせるプレーヤーになって欲しいとは思います。
ただ、この点も、相手との駆け引きなので、両方できるのが理想なんだと思います。
ただ、コンタクトの際の瞬間的なプレーの判断は、かなり難しいので、小学生や中学生のプレーヤーの将来のことを考えると、現時点で体格が大きく、正面からぶつかりに行くプレーが通用してしまう場合でも、その強さを極めるよりも、芯をずらすようなフットワークを習慣化させてあげることが、大切ではないかと思います。

 

フットワークの指導の後は、2対1や、3対2などのスキル練習を長めに行いました。
みんな、かなりレベルアップしています。

ポイント
■フットワーク
■ボールの持ち方(相手から遠ざける/強いボールグリップ)
■低く力強い姿勢を作る(ダウンスピードと姿勢)
■コンタクトの時は相手の裏まで走り抜ける意識を持つ

担当コーチ 川合レオ