第10回 レッスンリポート(2013年3月7日)

春を感じる気候の中、第10回放課後プログラムを開催しました。

レッスンも残り2回。
本当は、この12回のプログラムを1セットとして、このセットを1年間繰り返すことで、プレーヤーとしての能力を、さらにバランスよく成長させてあげられるのだと思います。
今回は12回を1セットだけですが、それでも、みんなバランスよく成長してくれています。

 

練習メニュー
1、スペースランニングパスゲーム
2、ファンクショナルストレッチ
3、スピンパステクニック(復習)
4、ショートパステクニック(復習)
5、カラーターン3対2
6、4対4
 
今日は、ハンドリング練習をメインとして行いました。
放課後プログラムでは、パスの指導もしますが、それと同時にキャッチングの指導もしています。
日本選手の特徴として、ハンズアップした場所以外に飛んできたボールのキャッチミスについて、「パスが悪かった」という認識で終わってしまう傾向があるように思います。
それにより、パサーがミスを恐れて積極的なボール継続へのチャレンジをしない傾向にあるように思います。

一方、海外のトッププレーヤーは、多少乱れたパスでも、柔軟にボールをキャッチします。
また、パサーも、サポートプレーヤーのキャッチング能力を信頼し、常に積極的なボール継続を試みます。

日本でのハンドリングの指導は、パスの精度を求める傾向が強く、キャッチングへの指導が少ないように思います。

キャッチング能力が高くなれば、今は、ミスを恐れて消極的になってしまうパスによるボール継続も、ミスを恐れずに行えるようにもなっていくのだと思います。

キャッチングの重要性については、これまでのレッスンの中でも、生徒達に話をしきました。
今日のハンドリング練習でミスがおこった時の生徒のコミュニケーションを聞いていたら、パスしたプレーヤーも反省し、キャッチできなかったプレーヤーも反省していました。

放課後プログラムが終わっても、キャッチングの意識は継続して欲しいです。

 

担当コーチ 川合レオ