第11回 レッスンリポート(2013年3月14日)

今週は温かい日が続いていましたが、今日は2月に逆戻り。
春らしくない寒い天候の中で第11回放課後グログラムを行いました。

今日は、ゆっくりブレイクダウンの指導をしようと思っていたのですが、寒さもあるので、急遽、オフザボールスキル(ボールを持つ【前】の動き)の指導に変更しました。

いよいよ、来週がラストです。
少しでも生徒達を成長させられるように頑張ります。

練習メニュー
1、ワンハンドタッチフット
2、ファンクショナルストレッチ
3、タックルパワーフット
4、オフザボールポジショニング2対1
5、ナンバー2対1
6、3対1+1
7、4対4
8、ストレッチ
 
まずは、タックルの再確認。

視野を確保したポジショニングとアプローチ、そしてヒットの時の沈む動作と、パワーフット・・。
みんなポイントは頭では理解できるようになりました。

あとは、自分のチームのタックル練習で継続的に練習をして欲しいと思います。

その後は、ボールから離れた場所にいる攻撃側のプレーヤーが行うべき事柄について指導をしました。
例えば、ボールが後ろにそれてしまった場合に、ボールの側にいるプレーヤーは、ボールを守るという明確な目的があるので、素早くボールに働きかけることは、比較的、どのプレーヤーもできることです。
ただ、ボールから少し離れた場所にいるプレーヤーは、他人ごとのように、ボールに働きかけている仲間をぼーっと眺めてしまったり、ボールを確保するに十分な人数のプレーヤーがいるのに、何も考えずに、ボールに向かって走って行ってしまったりするものです。

上記のような状況の時の攻撃側のボールから離れた場所にいるプレーヤーは、ボールを仲間がキープできるかどうかを判断をしながら、そのボールが確保された後の攻撃に備えて準備をすることが大切になります。

準備とは、ポジショニングや、どのような攻撃が有効かを判断するための情報収集や、それを踏まえての仲間と情報共有などをすることです。

その後のタッチフットでは、ゲームの最初にコーチが後ろにボールを投げて、そのボールを処理してから、攻撃をスタートさせるルールで行いました。

練習の成果もあり、ボールから離れた場所にいるプレーヤーの動きも良くなっていました。

優秀なラグビープレーヤーになるには、地味なことですが、ボールをもった時のプレーだけでなく、ボールを持つ【前】の動きを大切にすることが重要です。

地味なことは、みんな、すぐに忘れてしまいがちなので、本当は、最後のレッスンでやろうと思っていたのですが、寒さもあり、1回早まってしまいました。忘れないで下さいね!
最後のレッスンは、ブレイクダウンをやります!

担当コーチ 川合レオ