[神奈川] 第6回 レッスンリポート(2014年2月13日)

第6回放課後ラグビー神奈川クラスを開催しました。週末の大雪の影響もあり、雪がグランド枠に残るコンディションではありましたが、 無事に開催することができました。

練習は、今までレクチャーしてきたキャッチ&パスや、キックの動作を確認するゲームからスタート。体が温まったところで、ファンクショナルストレッチ&自重での筋力トレーニング。その後、本日のテーマである、「1対1のステップ&キック」と進めて行きました。

まずは、生徒達のレベルを確認する為に、特にレクチャーをせず、1対1の抜き合いをしてもらいました。ほとんどの生徒が、基本的には、自分なりのステップをもっていました。

上手に相手との駆け引きを楽しんでいる生徒もいましたが、中には、タックラーとの間合いが近すぎたり、タックラーの動きやスペースに関係なく自分の得意な 方だけでステップを踏んでしまったり、リズムがタックラーに分かりやす過ぎるステップだったりと、タックラーと駆け引きをしているというよりも、自分の身 につけている動作を、【ただ、やっている】という生徒もいました。

その後、様々なステップの方法や、キックを用いた1対1の動作などを練習し、もう一度、最初に行ったメニューを行いました。

最初の時は、ステップがとても単調で、あっさりタックラーに捕まってしまっていたのが、レクチャー後は、相手との駆け引きを楽しみながら、様々な動きを取り入れて、勝負ができるようになっている生徒もいました。

1対1のステップなどが向上すると、仲間と孤立しても、自分一人でもボールをキープができたり、前進を図ることができたりもします。今回は、あえて細かく指導しましたが、将来的には、無意識に状況に応じて相手を惑わず様々な動作ができるようになることが理想です。

ラグビーのスキルの中でも、1対1はとても大切なスキルです。生徒の中には、まだ、ステップの間合いなどに悩みを持つ者もいるので、残りのレッスンの中でも1対1のメニューを取り入れながら、引き続き、アドバイスを続けたいと思います。

練習は、みんなで協力しながら、楽しくできています。今日は中3の女子選手の相手を伊藤コーチがしてくれていました。結果は・・・引き分けですかね?(笑)
普段、中学生を指導する機会が少ない伊藤コーチも、みんなの能力の高さに驚いている様子です。いつも川合と2人で、みんなの将来が楽しみだという会話をしています。我々、コーチも勉強を続けながら、みんなの成長をサポートできるように頑張ります。

第7回目は、「タックル」をやります。ヘッドキャップ、マウスピース、ショルダーパッドなど、各自でコンタクト練習に必要な準備をしてきて下さい。来週は、2月20日(木曜日)です。

☆今日のポイントです☆
1対1のステップのポイントです。
タックラーとの駆け引きを楽しむ⇒タックラーを惑わす意識を持つ
ポイント1・・・スペースに働きかける⇒必要があれば方向転換する
*その際は、タックラーのウィークショルダーを狙う意識をもつ。
ポイント2・・・スピードの緩急でタックラーのタックルポイントを外す。
ポイント3・・・ステップを踏んだ時は、相手の裏まで走り抜ける意識を持ち続ける。
ポイント4・・・ボールは相手から遠ざける。状況に応じてハンドオフも活用する。

【第6回練習内容】
1、キックパスゲーム
2、パスゲーム
3、ファンクショナルストレッチ+自重トレーニング
4、1対1ステップゲーム
5、ステップレクチャー
6、1対1ステップゲーム
7、4対4(リアクションタッチ)

メインコーチ 川合レオ
アシスタントコーチ 伊藤宏明