[神奈川] 第7回 レッスンリポート(2014年2月20日)

前回に引き続き、雪がグランド枠に残るコンディションではありましたが、 無事に第7回放課後ラグビー神奈川クラスを開催しました。

中学生は、ここ2回のレッスンはテスト期間と重なっている生徒が多いようです。テスト期間中でも参加している生徒もいれば、お休みして勉強している生徒もいます。テストに必要な準備の時間も、それぞれ違うでしょうから、自分の状況に合わせて、ラグビーか?勉強か?自分で優先順位を付けてくれればと思います。

ウォーミングアップでは、前回の1対1の復習のメニューと、ファンクショナルストレッチを行いました。ファンクショナルストレッチでは、3年生にリードをお願いしました。コールを出しながら、自分でも動作を行う事は、想像以上に大変です。実際のゲームでも、リーダーは、自分の事と同時に、周りのプレーヤーにも声をかけ続ける必要がありますよね。状況は違えど、それに近いことを3年生には体感してもらいました。3人とも責任感を持って、コールを出してくれました。

その後は、今日のテーマである「タックル」の指導へ。まずは、試合中に湧いてくる恐怖心との戦いに勝つことの大切さや、チームの為に一本でも多くタックルする気持ちの大切さを伝えました。大切なことはわかっても、ラグビーの深さでもあります。特に、体格の小柄な中学生のプレーヤーが恐怖心を克服することは簡単なことではないでしょう。発育発達の成長が落ちつく高校生以降は、ウェイトトレーニング等で、自分の体に自信を持てるような努力もできるようになります。それまでは、タックルを外されてしまっても、何回もタックルを続けるような気持ちだけは、持ち続けて欲しいと伝えました。
 その後は、下記のようなステップで、タックルのメカニズムを伝えながら指導を行いました。みんな頭では理解できたと思うので、自分のチームでの練習の中でも意識してみて欲しいと思います。
 来週は、2月27日(木)、2月28日(金)の2日連続の練習です。次回は、伊藤コーチによる「ビジョントレーニング」をテーマとして行います。そろそろ、テスト期間も終わると思うので、みんなそろって練習できるかな?早いもので残りの5回。みんなを少しでも成長させてあげられるように頑張ります!
      

☆今日のポイント☆ 
※言葉の説明が難しいので、生徒のみんなは、当日のことを思い出して下さい。
■リアクショントレーニング
■パワーフット(半歩踏み込んで、力を貯めてロケットのように発射!)
■上半身のボディーポジション
(脇を閉めて!体幹を意識して、大胸筋を寄せるようにしながら、下半身の力を伝えられる準備をする。)
■パックの出し方(スーパーマンのように!)
■顔の位置(目でお尻を刺す!)
■ポジショニング⇒アプローチ(必要があればダンスをして)⇒スマッシュ!
■ダウンスピード

【第7回練習内容】
1、1vs1ボールタッチ
2、スペースアタックステップレクチャー
3、ファンクショナルストレッチ
4、タックルリアクション
5、タックルレクチャー
6、トライアングル1vs1
7、ダウンスピード&タックル
8、4対4(リアクションタッチ)

メインコーチ 川合レオ
アシスタントコーチ 伊藤宏明