[沖縄] 第11回 レッスンリポート(2014年3月12日)

3月12日(水)、前日から雨が降り続いていましたが、会場が残波岬ロイヤルホテルのスポーツパーク(屋内)だったので、雨の影響を受けることなくプログラムが実施できました。

今回は急遽安村メインコーチが参加できなくなりましたが、シーサークラブのメンバーがサポートに駆けつけてくれたこともあり、無事に開催できました。

ウォーミングアップには前転や後転を取り入れましたが、普段とは違った動作に悪転苦闘している生徒が多数を占めていたので、怪我をしない身体を作る為にも柔軟性の向上や体幹の強化を継続するようアドバイスしました。


今回のテクニック&スキルは「ピック&ゴーとクリーンアウトパス」です。

まずは、ピック&ゴーの状況説明を行い、動作と流れの確認をシーサークラブのメンバーに見本となってもらいました。
※タックル後のボールを拾い、前に走る。
※拾う際にはひざを曲げ腰を落とし、出来るだけ体の真下でボールを拾う。

続いてクリーンアウトパスの状況説明、動作と流れの確認を同じように行いました。
※タックル後のボールを拾い、ランナーにパスをする。
※パッサーはピックの際の姿勢とランナーからの指示の有無を確認。
※ランナーはパッサーへの指示とスペースへ走りこむこと。
※タイミングを意識すること。

生徒に実施してもらう際にはランニングスピードは求めず、動作の正確性を求めたので、ボールをトレイで運ぶように片手で持ったりする生徒が何名かおり、「試合の為の練習なので、試合と同じ気持ちで練習するよう」にと強く求めました。

次に実践練習です。「ピック&ゴーかクリーンアウトパスか」
シーサークラブのメンバーにDFについてもらい、タックル後のシチュエーションでDFのいないところへボールを運ぶことを判断する練習を行いました。
DFにタックルエリアを押さえるピラーの位置かランナーの正面を押さえるか変化をつけてもらうことで、ボールをピックするプレーヤーとランナーの判断やコミュニケーションを取る為の練習です。

最初の練習で動作確認や指示することの重要性に時間をかけたので、スムーズにボールを空いているスペースへ運ぶことが出来ていました。
ピックした後に流れたままパスを放ってしまったので、DFにランナーを押さえられてしまうケースも散見されましたが、しっかりと縦に入り、DFを引きつけてパスを放り、ランナーを生かすことが出来る生徒もいました。
空いているスペースを探す動き(心がけ)とコミュニケーションは多くの生徒が出来ていました。

[第11回放課後ラグビープログラムメニュー]
ウォーミングアップ 
ストレッチ
ピック&ゴー
クリーンアウトパス
実践練習
S&C、体幹トレーニング
クールダウン
ストレッチ

メインコーチ 松井