[滋賀] 第12回 レッスンリポート(2014年3月17日)

最終回(第12回目)となる放課後ラグビープログラム<滋賀>教室は、肌寒いながらも春の訪れを感じさせる気候の中で開催されました。今回は、小学6年生から中学3年生までの男女19名が参加してくれました。また、立命館大学ラグビー部選手と女性トレーナーも参加してくれました。

今回取り上げるスキルは、これまで取り上げた全てのスキルです。具体的には、キャッチ&パス(第2回)、ランニング(第3回)、ラインアタック(第4回)、キック(第5回)、タックル(第6回)、ラック(第7回)、ラインディフェンス(第8回)となります。


まずは、ウォームアップからランニングスキルトレーニングまで、「腕の振り」や「足の出し方」を選手たちに意識してもらえるように組み立てました。ここでは、①ランニングのときにはつま先を活用すること、②ステップのときには足の裏全体を活用することなど、足の裏の使い方を分かりやすく指導しました。


次に、1対1、2対1を実施して、相手がいる中で、いかにランニング、パスといったスキルを発揮するかということを練習しました。これらのスキルは、本プログラムを通して大きく向上したと思います。その後、本プログラムの集大成としてタッチフットを実施しました。ランニング、パスといった個別のスキルに加えて、それら全てのスキルの土台となる、判断やコミュニケーションといった能力が高い次元で発揮された、これまでで一番レベル高いタッチフットになったと思います。くわえて、選手が楽しくプレーする姿を見ることができました。

【第12回練習内容】
1、ウォーミングアップ
2、ランニングスキル
  ・ラダー
  ・カットイン&スプリント
  ・ディセレレーション・アクセレレーション
3、1対1、2対1
4、タッチフット
5、クールダウン

この度の放課後ラグビープログラム<滋賀>教室を実施するにあたり、多くの関係者からご支援いただきました。滋賀県ラグビーフットボール協会様からは、準備段階から告知などの後方支援をいただきました。立命館大学様、立命館大学ラグビー部様は、本プログラムの趣旨に共感していただき、グラウンドの提供、選手・スタッフの派遣など強力なご支援をいただきました。また、トップレベルのコーチングを毎回提供してくれた冨岡耕児コーチなしでは、本プログラムをこのような形で実施することはできなかったと思います。このような力強い支援のおかげで実現できた本プログラムが今回で終了となり、楽しくプレーする選手たちの姿を今後見られなくなることをさみしく感じています。これからは、選手たちが所属するチームの中で本プログラムを通して学んだスキルを大いに発揮してくれることを期待したいと思います。

メインコーチ 向山昌利
アシスタントコーチ 冨岡耕児