【2014東京クラス】第2回レッスンリポート(2014年10月9日)

第2回目の放課後ラグビープログラム東京クラスを開催しました。

18時近くなった頃から、学校やチームが違う、彼ら、彼女らが、ラグビーの練習をするという目的の元、リコーグランドに集結してきます。中学校のチームが増えることも大事です。ただ、それは、なかなか改善策が難しい部分です。このプログラムを楽しんでくれている生徒の顔をみると、学校のチームを増やすアプローチと並行して、放課後ラグビーのようなアカデミー活動も広めていくことが重要であると感じます。

 

今日の大きなテーマは「コミュニケーション」。初回と比べると声がでていましたね。続けていきましょう。

テクニックとスキルについては、「キャッチ&パス」と「3対2」をテーマとして行ないました。

 

相手のプレッシャーが強くなれば、なるほど基本が大事です。テクニックについて改善した方が良い癖のある生徒は、新しい課題に取り組む際には、凄く意識をしないと、なかなか改善されません。トッププレーヤーが新しい動作を身に付けるときも、最初は自分の癖と戦いながら、キーポイントを意識し、正しい動作を繰り返し練習します。意識して練習することを繰り返すことで、最終的には無意識でできるようになります。生徒のみんなも、自分の癖と戦うことも含めて楽しんで下さい。田沼コーチがアドバイスしてくれたように、大人になったから癖を直すのは大変です。今のうちに改善した方が、将来が楽になりますからね。

 

その後は、前回の2対1の続きとして3対2を行ないました。人数は増えますが、「前進」というキーファクターは同じです。今日の3対2のメニューは防御に段差がある状態だったので、基本的には正確な2対1を繰り返すことで攻略できるゲームです。最初は、攻撃を複雑に考えすぎて、一人目のボールキャリアが「前進」する意識が薄れがちになりましたね。今後のゲームでも「前進」は攻撃の大事な要素なので忘れないで下さいね。

 

そして、最後は少人数の4対4のゲームで、テクニックをスキルとしてゲームの中で発揮することにチャレンジしました。放課後ラグビープログラムでは、テクニックの指導も行いますが、それをスキルとして、判断が必要な状況の中で発揮できるようになることを全クラス共通のテーマとしています。これからも、判断のある練習メニューを多く提供するので、その中で、テクニックをスキルに変換して下さい。


来週は、「キック」をテーマに行います。リコーブラックラムズの武川BKコーチにレクチャーをして頂く予定です。

 

少しずつ、気温が低くなってきています。

体調を崩して、大事な週末のゲームに出られなくなるようなことが無いよう、防寒具の準備なども忘れないで下さい。

 また、来週、グランドで会えることを楽しみにしています!!

 

【第2回練習内容】

原則のテーマ:「攻撃の前進」

1、10回パス       

2、ファンクショナルストレッチ+ダイナミックストレッチ+ストロングポジション+X腹筋

3、サークルパス&ランニング

4、ロープパス(ショート→ロング)

5、アタックチョイス3対2

6、カラーターン3対2   

7、4対4(ラックゲーム)

8、ストレッチ

 

メインコーチ 川合レオ

アシスタントコーチ 田沼広之

サポートコーチ  リコーブラックラムズ 武川BKコーチ/大山OB/森谷OB