回を重ねるごとに参加者たちの口コミのおかげで人数も増えてきて、益々活気あふれる群馬クラスとなってきました。また、8時30分のクラス開始前に到着した生徒は、こちらが何も言わなくても順にグラウンドへ飛び出して、各々体を動かしながら自然にグループとなってタッチフットを始めます。簡単なルールは水間コーチが落とし込んでくれるのですが、特にレフリーを付けることなくほとんど生徒達が自主性を持ってウォーミングアップ代わりに行っています。
今回のテーマは、「リアクションPart2~コンタクトシチュエーション~」ということで、コンタクト時のリアクションとはどういったことなのかをみんなで考えながら理解していき、スキルとして身に付けていきました。
ラグビーではコンタクトは避けて通れないプレーです。ですが、コンタクトばかりを考えて、どんな時でもコンタクトに備えた身構えや姿勢では思い切ったプレーは出来ません。例えば、低くタックルに入る姿勢を10m、20m先にいる選手に対して準備していると、その距離を詰めるためのランニングがとても窮屈になります。それだとボールを持っている選手に仕掛けられて抜かれる可能性が高くなります。適正なタックルの間合いに入るまではしっかりとしたランニングスキルを持って間合いを詰めて、タックルポイントに入った瞬間姿勢を作ってタックルに入るというシナリオの方が良いでしょう。
アタックでもそうです。わざわざタックルに入られることを前提にアタックする選手はほとんどいないと思います。相手のタックルを交わす、もしくは突破することを目的としてアタックし、結果、タックルされる瞬間に次のプレーに生かせるポイントを作る体の使い方をすることが大切なのです。そのようなことを落とし込みながら、コンタクトスキルを「ボールキャリー・タックル・クリーンアウト」の3本柱で行いました。
今回のプログラム内容です。
1・挨拶
2.チームビルディング/ウォーミングアップ(ダイナミックストレッチ)
3.ランニングスキル(スピードトレーニング)
4.レスリング
5.コンタクトスキル
6.タッチゲーム
7.コアトレーニング
8.振り返りの時間
時折、冷たい小雨がぱらつきましたが「雨でもラグビーは試合をする」という論を説いてみんなで頑張りました!
今回のゲスト選手は、前回に引き続き堀江キャプテンと、日本代表でもお馴染みとなった入社1年目の内田選手、そして地元群馬のレジェンド霜村選手が参加してくれました。とても良い刺激を与えてくれました。
第3回を終えたことで、生徒達もこちらのやろうとする流れを感じながら積極的に練習をしてくれるので、この調子でどんどんスキルアップできるようにサポートしていきたいと思います。
メインコーチ:水間 良武
アシスタントコーチ:三宅 敬