今回の放課後ラグビープログラムは、コンタクトスキル第3弾ということで、導入スキル→基本スキル→実践スキルと段階を経て行う最後の回となりました。全員が経験者ということもあってコンタクト未経験者はいませんでしたが、コンタクトを苦手とする生徒が多かったです。ラグビーのプレーにおいてコンタクトというのは避けて通れなません。正しいテクニックを学び、そして実践でのスキルへと進めて行けば安全面も確保されます。また、コンタクトも楽しいプレーの一つであるという意識づけをしたいと思い3回続けてみっちり行いました。
「ブレイクスルー」というワードを今回のテーマにしました。ラグビーはいかに前にボールを進めるかで得点の可能性が大きく変わってきます。そこでコンタクト時によく起こりがちなのは、瞬間で無意識のうちにブレーキをかけてしまい、せっかく勢いをつけてコンタクトを迎える局面でも威力が軽減されるということです。思い切り突破することが当たり前のように出来れば、コンタクトの瞬間にブレーキをかけることなく強いコンタクトを実現できます。また、突破後にもう一回再加速することも同時に意識させると、より前進が出来てトライのチャンスが広がります。タックルやクリーンアウトも同様に、相手の背中に突き抜けるようなインパクトを残すことをイメージしながら行いました。
今回のプログラムメニューです。
1.挨拶
2.チームビルディング/ウォーミングアップ(ダイナミックストレッチ)
3.ランニングスキル(スピードトレーニング)
4.リアクションドリル(2 v 1)
5.コンタクトスキル
6.タッチゲーム
7.コアトレーニング
8.振り返りの時間
タッチゲームでは、ゲームのルールを理解して行うチームはやはり強かったです。考えてラグビーをしているなと感心させられました。スキルも大事だけれど、ラグビーというスポーツのルールの理解やどうすればスペースを作れてトライを取れるのかという工夫も並行してレベルアップしてもらえるよう今後の指導を続けていきたいです。
メインコーチ:水間 良武
アシスタントコーチ:三宅 敬