放課後ラグビープログラム全12回のうちの半分となる6回目のプログラムが、いつも通り元気に開催されました。定員の方も30名に達しましたので、改めて良い再スタートが切れるように気持ちも引き締めて臨みました。
前回までは、コンタクトの部分を徹底して行いましたので今回はシンプルな部分に焦点をあてました。
テーマは、「スペース」です。
一言でスペースと言ってもラグビーではいろんな場所に空いたスペースが隠されています。走りこむスペース、パスを放るスペース、ディフェンスラインの裏側にあるスペース、タックルを入るときの相手の弱いスペースなどなど他にも探せばどんどんスペースというものが出てきます。シンプルではあるけれど、実は奥が深いテーマですね。
そんな「スペース」をテーマに今回は、パスをどこのスペースに投げれば次に活かせるのか、またアタックの時にどこのスペースにボールを運べばチャンスが広がるのかといった2点を中心にプログラムを組んで練習を行いました。
今回のプログラムです。
1.挨拶
2.チームビルディング/ウォーミングアップ(ダイナミックストレッチ)
3.ランニングスキル
4.パスドリル →SHパス→スクエアランニングパス
5.2 v 1、3 v 2、フィニッシュドリル
6.タッチゲーム
7.コアトレーニング
8.振り返りの時間
プログラムの内容も非常にシンプルでした。しかし、走るコースやボールを投げるコースを意識するかしないかだけで大きな差が生まれるということをじっくりと考えて理解しながら行うことで、普段スペースということに関して全く意識せず行ってきた大半の生徒が何かを掴み取った感じの表情で練習にのめり込んでいきました。
ラグビーは前に前進すればするほど得点のチャンスが広がるスポーツなので、空いたスペースに思い切り前進してアタックすることも認識させながらやりました。
いつもプログラムの最後に行うタッチゲームでは、ルールの理解度が増してきて、生徒達自身が放つコメントの内容もプレー同様比例してきて良いコメントがどんどん出てきます。良い傾向にありますので、折り返しの後半戦もこの調子でレベルアップしていけたらなと思います。
※次週(11月5日)の群馬クラスはお休みです。次回は11月12日(水)ですのでご注意下さい。
メインコーチ:水間 良武
アシスタントコーチ:三宅 敬