今回のテーマは，『パス＆キャッチ』と『コミュニケーション』です。常に状況が変わるラグビーのゲームにおいて，自分がパスを要求してもボールが来ないこともありますが，それによって気持ちを左右されることなく自分の状態を伝える手段として，コーリングを継続することが大切であることを確認しました。今回は小集団での練習も多く，子ども達同士でよく声をかけ合うことができていました。
『パス＆キャッチ』においては，サークルパスやロープパスの練習を通じて，『アーリーキャッチ→ネックターン→ショルダーターン→フォロースルー』という一連の動きのポイントを確認しました。これらの動きによって，相手をギリギリまで引きつけられたり，素早く戦う姿勢を整えられたりできるため，相手との駆け引きで優位に立てる可能性が高まることを確認しました。ロープパスでは，アーリーキャッチからフォロースルーまでの一連の動きやコンパクトスイングを意識して取り組もうとする子ども達の姿が見られました。自主練習なども行いながら，ラグビーに必要なテクニックを習得し，ゲームなどの対人場面では，スキルとして発揮できるよう心がけてほしいと願っています。
第２回までは，ハイテンポで進めてきたので，次回は，これまでの復習も取り入れながらポイントを整理して進めていきたいと思います。
【第2回練習内容】
１．10回パス
２．ファンクショナルストレッチ＋ダイナミックストレッチ
ストロングポジション＋X腹筋
３．サークルパス＆ランニング
４．ロープパス（ショート→ロング）
５．アタックチョイス ３対２
６．カラーターン ３対２
７．４対４（ラックゲーム）
８．ストレッチ
メインコーチ 真先 健
アシスタントコーチ 村岡 陽平 サポートコーチ 西谷 啓司