【2014滋賀クラス】第5回レッスンリポート(2014年11月17日)

5回目となる放課後ラグビープログラム<滋賀>教室は、テスト期間中ということもあり7名の参加でした。今回もびわこ学院大学の学生2名が参加してくれたおかげで熱い練習を行うことができました。ありがとうございます。


今回はあいにくの雨の中での実施となりましたので、布引グラウンドに併設されている室内陸上トラックにてウォームアップとランニングスキルトレーニングを実施しました。まず、ランパス、ハムストリング伸ばし、また割、クモ歩きなど様々な動きで体を温めました。次に、びわこ学院大学陸上部に所属しているボランティア学生のサポートを受けながら、ランニングスキルトレーニングを行いました。ここでは、単に全力で走るだけでなく、フォームの確認や力を入れるポイントを意識しながらスキルの習得に励みました。最初は、自分自身の体を上手にコントロールできない姿も見られましたが、終盤にはコツをつかみムダのないきれいなフォームになりました。タイムは計測していませんが、速く走れるようになったことでしょう。


この時点で雨も上がったので、天然芝のグランドに出てキャッチ&パススキルのトレーニングを実施しました。2v1を基本形としたシンプルな練習にこれまで継続的に取り組んだおかげで、選手たちのスキルが向上していますので今日は少し内容に変化をもたせました。具体的には、四角のグリッドの中でキャッチ&パスをできるだけ早く正確に実施するトレーニングを行いました。グリッドトレーニングに慣れてきたら、ボールを増やしたり(1個→2個→3個)、笛の合図で逆回しなどしてより高度なスキルが求められる状況を作っていきました。この後、2v1のトレーニングに進みましたが、ここでも前回までのトレーニング内容に少し変化を加えて、より高度なスキルを要求しました。どの選手がどこのポジションを担当するか直前まで確定させずに実施しました。具体的には、3人それぞれに123という持ち番号を与えて、コーチが「12」とコールしたら、持ち番号が12の選手がアタック、番号を呼ばれなかった3の選手がディフェンスという方法で実施しました。これまで取り組んできた2v1のトレーニングと同じ種類のスキルを要求するのですが、考えることを増やしたり、自らが担当するポジションが直前までわからないということで、選手たちに対して新たな負荷を与えプレッシャーの中で正確なスキルの発揮を求めました。


最後は、いつものようにボールを実施し、これまで身に付けたスキルの正確な発揮に努めてもらいました。今回は雨があがった直後ということで、ボールが濡れて滑りやすくなったためボールを落とすシーンが見られました。また、ボールを落とす場面が増えるにつれてボールを胸で取る場面も増えてしました。ラグビーは、雨が降っても実施されますし、勝つためには早く正確なスキルの発揮が求められますから、たとえボールが濡れても、胸ではなく両手で正確なキャッチパスができるようにこれからも継続してトレーニングを実施していきましょう!

【第5回練習内容】
1、ウォーミングアップ

・ランパス

・ハムストリング伸ばし

・また割

・クモ歩き

2、ランニングスキル

・スキップ

・ファストスキップ

・もも上げ
3、キャッチ&パス グリッド
4、2v1 ニューバージョン
5、ボールゲーム

6、クールダウン

 

メインコーチ 向山昌利

アシスタントコーチ 西山栄二