今回のテーマは『ラインアタック』です。その中でも,相手との人数差がない「ノーオーバーラップ」の状況で,仲間と協力しながら相手ディフェンスの間に切り込んでいく,「ペネトレート」というプレーを軸に練習を進めました。
ボールキャリアは相手を引きつけて味方のためのスペースをつくること,ボールをもらう選手はそのスペースに向かって切り込んでいくことの重要性を確認していきました。今までのプレーに比べると高度な動きですが,子ども達は意図を理解し「ペネトレート」にチャレンジすることができていました。数回ですが,効果的なラインアタックを成功させる場面も見られました。最後のラックゲームでは,「ノーオーバーラップ」の場面でポイントをつくり,「オーバラップ」ができた時点で相手を引きつけてラストパスをしてトライをとるような動きが見られました。今までのゲームは,単調にパスをつなぐことが多かっただけに目に見える変容でした。今回のゲームでは,ポイントをつくることの重要性は特に伝えていませんでしたが,自然とそういう動きになっていたことから参加者のラグビーへの理解が進んでいることを感じました。
次回のテーマは,「ステップ」です。おもいきり躍動してほしいと願います。
【第7回練習内容】
1.2対1(ワイドコート)
2.ファンクショナルストレッチ
3.リアクション3対3
4.キャッチ&パス(アンダー)
5.サークル3対3
6.6対6(ラックゲーム)
メインコーチ 真先健
アシスタントコーチ 村岡陽平
サポートコーチ 西谷啓司