【2015滋賀クラス】第1回レッスンリポート(2015年9月14日)

2015年9月14日18時に第1回目の放課後ラグビープログラム滋賀クラスが布引グリーンスタジアム・布引運動公園陸上競技場でスタートしました。今回は、小学6年生が6名、中学1年生が4名、中学2年生が1名の合計11人が参加してくれました。参加者の中には、奈良から来てくれる選手もいます。また、地元でラグビー振興に取り組まれているNPO法人楽苦備からボランティアが1名参加してくださいました。ありがとございます!今後、放課後ラグビースクールには、びわこ学院大学の学生や先生もボランティアとして参加してくださる予定です。楽しみにしていて下さい!

 

初回となる今回は、施設のガイダンスや放課後ラグビー滋賀クラスに参加するにあたっての心構えなどを伝えました。たとえば「楽しくプレーする。」、「ミスを恐れずチャレンジする。」、「失敗を笑わない。挑戦しない人は失敗すらできない。」、「全員が充実した気持ちで練習を終えられるように協力する」といった内容を話しました。

 

グラウンドでは、初対面の選手が多いためか少し遠慮がちな雰囲気で練習がスタートしました。まずは緊張をほぐすためのアイスブレイクとして他己紹介を実施しました。ウォームアップを兼ねてグラウンドを走る間に相手のことを知り、自分のことを相手に伝えなければなりません。なかなかうまくコミュニケーションがとれず、結局グラウンドを3周もしてしまいました。お互いの名前や特徴を知り、体が十分に温まったところで、ラグビーボールを使ったゲーム(楕円ボール運びゲーム)を実施しました。次にランパス(走りながらパスをする練習)をしましたが、ここでも細かいパススキルについては指導しませんでした。このように、ゲームを実施したり、スキルの指導をしなかった理由は次のとおりです。それは、滋賀クラスは他のクラスと異なり、初心者が多いという特徴を持つため、細かいことを気にせず楕円のボールになれるところから始めたほうがラグビーの楽しさをより伝えることができると考えたからです。

 

3つ目のメニューは、スペースゲームです。2人で協力しながらスペースにボールを運ぶゲームです。スペースを見つけ、お互いにコミュニケーションを取りながらパスをする必要があります。なかなかスペースにボールを運べず、たくさんのミスもありましたが、みんな楽しそうにプレーしてくれました。競争心をもってプレーしすることで、練習がより楽しくなるように罰ゲーム付きで実施しました。負け続けた選手は、腕立て伏せを50回以上やらなければならなかったかもしれません。

 

最後にスペースタッチフットを実施しました。6人vs6人でスペースにボールを運びながらゴールラインまでボールを運ぶゲームです。スペースタッチフットは、スペースゲームの応用的な位置付けとなります。初めてのプレーとなったのでコツを掴めずプレーが続きませんでした。これからも継続して実施していきたいと思っていますので、早く上達し継続的にプレーしていけるように頑張りましょう!このスペースタッチフットも、選手たちの要望で、負けチームが約200mの罰走をするというルールで実施しました。負けチームは、悔しい顔をしていましたが、楽しい様子で走ってくれました。

 

西山コーチと私(向山)は、全12回のレッスンを選手たちが楽しく受講できるよう全力で取り組みたいと思っています。くわえて、滋賀クラスを経て各選手がどのように成長してくれるのかとてもとても楽しみにしています。次回レッスンは、9月21日です。みんなに再会できることを楽しみにしていますね!


【第1回練習内容】
1、施設ガイダンス、心構えについて
2、ウォームアップ、他己紹介
3、ボールゲーム
4、スペースゲーム
5、スペースタッチフット


メインコーチ 向山昌利
アシスタントコーチ 西山栄二