【2015埼玉クラス】第6回レッスンリポート(2015年10月16日)

今回で全12回のセッション中6回目(半分)のセッションとなりました。


ウォーミングアップは、アスレティック・ウォームアップで筋温を上げてからリアクション・ベルト(参考)を使ったミラードリルでSpeed/Agility/Quicknessを養うトレーニングを行いました。マジックベルトを切り離されない様にDFは必死にATを追いかけて、ATはマジックテープを切り離す為に必死に逃げる姿が印象的でした。


アップ後のキャッチ&パスでは、続けて行っているキックキャッチからのパスと2vs1の判断ドリルを行いました。
以前よりキャッチングスキルが向上している為キャッチ後のパスがスムーズになってきました。アーリーキャッチからのクイックハンズをより向上させて行きたいと思います。タックルバックをDFに見立てたドローパスドリルもストレートランでDFがスライド出来ない状況を徐々に作れる様になってきました。


スピードチェンジ/アングルチェンジでは、ハンドダミーを持ったDFが内側or外側どちらを向くか?を①見て②判断③アクションを意識して、外側を向けばアンダー、内側を向けばオーバーの判断を反復してトライしました。序盤は初めてのドリルに戸惑いが見られましたが、終盤は良いスピード&アングルチェンジが見られて、選手達の順応の早さを感じました。


フィ二ッシャードリルでは、2vs1→3vs2→5vs3という状況を突破してトライ(フィニッシュ)する判断ドリルを行いました。
徐々にスピード、コミニュケーションが向上し良いトライも生まれていましたが、まだまだコミニケーションのレベルを向上させる必要性を感じました。選手達には、コミニケーションも一つの“スキル”と同じだ!と重要性を説明しました。大きな声で的確な声を出す!今後の課題にしていきます。


コンタクトサーキットでは、ハードルを括りながらダウンスピードを意識し低いタックルバックへのタックルでヒットスピード、ダウンスピード、レッグドライブ、ジャッカル人形にヘッドイン+レッグドライブ、ラックマシーンでヒット&ドライブを行いました。様々な状況を意識したコンタクトサーキットが出来ました。


タッチゲームは、恒例のカラーコーンタッチとノーマルタッチを行いました。個人技ではなく、パスでトライを生み出そう!と目標を設定して行いましたが、普段よりパスで抜く意識が有る良いトレーニングとなりました。


最後は、スクラム姿勢で4人グループで1vs1のスクラム姿勢を残りの2人がコーチングしました。初回と比較してかなりの向上が見られます。この姿勢がタックル/グレイくダウン/モールにも活用出来るので、毎回コーチングを行っていこうと思います。

【第6回練習内容】 

メインコーチ 太田正則
アシスタントコーチ 祝田康彦
協力 沼澤鷹介(4年)/立正大学ラグビー部1年生(全員9名)