早いもので、今回で全レッスンの半分が終了します。今回は、前回のコンタクトスキルのオプションを増やし、連続攻撃で敵のディフェンスを崩すアタックマネージメントを行いました。
11月に入り、寒くなりましたのでウォームアップは入念に行いました。ハンドリングで体を温め、更にラダー、ハードル、1対1の抜き合いなどでスピードを上げていき、ダイナミックストレッチ、股関節周りのストレッチを行いました。
次に、前々週と前週に行った連続攻撃の復習をしましたが、よくポイントを覚えていて練習もスムーズに進み、すぐにコンタクトスキルに移行する事が出来ました。ヘッドキャップとマウスガードを装着し、首や肩のストレッチを行い、スローから前回の復習を行いました。更に、今回は、ボールキャリアのコンタクトオプションを増やし、低いヒットからのスピンやディップなどのボール継続オプションを体験して貰いました。
どうやら、大分クラスの生徒さん達は、コンタクトが大好きなようで非常に真剣に取り組んでくれます。コンタクトはスキルですので、激しければいいというわけではありません。そういう意味でも、スローやジョグでコンタクトスキルを身に着けてもらい、実戦に生かしてほしいです。
その後、コンタクトを含んだ3次攻撃のアタックを行いました。AT5、DF6から始めて、3次では3対2を作り出すシチュエーションでのアタックですが、ヒットポイントからレッグドライブで敵を後退させる事でよりディフェンスラインの形成を遅らせ、アタックに有利な状況を作り出す事を体感してもらいました。
コンタクトでもヒットからのスピンでの前進や低い姿勢でのヒット&ドライブ、サポートのオーバーなど、クオリティの高いものが多く見られる様になりました。最後にコアストレングスメニューを8種類行いました。ジュニア世代では体幹強化はとても大切です。
来週から、レッスンも後半に突入します。ディフェンススキル、タックルスキルが始まりますので、生徒さん達も楽しみのようでした。
【第6回練習内容】
1.チームミーティング①挨拶②メニュー説明③目標設定
2.個人スキルセッション(大学生と一緒に個人の課題を克服)
3.W-UP ハンドリング、ラダー、ハードル、1on1
4.ハンドリングスキル(フラット、スクリュー、3対3対2)
5.コンタクトスキル (ボールキャリア、サポート)
6.連続攻撃【コンタクト有り】 5対5対3対1、5対6対4対2
7.コアスタビリティー 8種目
8.クールダウン
メインコーチ 岩崎
アシスタントコーチ 永野
サポートチーム 日本文理大学ラグビー部