【2015東京町田クラス】第10回レッスンリポート(2015年11月24日)

第10回目の放課後ラグビープログラム東京町田クラスがキヤノンスポーツパークで開催されました。久しぶりに雨じゃない練習日、しかし寒さはぐっと強まったこの日、この何回は、中学校の試験で少なかったのですが、みんな元気な顔で戻ってきました。


この日のテーマは、「タックルとディフェンス」です。ウォーミングアップで「バニーゲーム」といゲームをしました。頭の上に両手を立てた「うさぎ(バニー)」役の人の両隣の人が近い方の腕をあげる。「うさぎ」役の人は、「バニー、バニー」と叫びながら違う人を指差します。そうする指名された人が「うさぎ」役になり、両隣の人は、また近い方の腕をあげます。そうしてどんどん失敗するまで続けて行きます。ゲームを理解してきたところで「ボール」を投球します。ボールをもっている人が「うさぎ」役になり、指差すかわりにボールを投げて行きます。スピードをあげたり、ボールを増やしたりと難易度をあげて楽しみます。これはディフェンスの時にタックラ、ピラー(ラックの横を見る人)など役割(ファンクショナルロール)を理解、判断する遊びです。日常にある様々な遊びを、ラグビーの原則に照らし合わせて、ラグビートレーニングに応用できます。  


その後は、前回の復習として「ラインアウト」のボール投入とリフトをやりました。これらもスローワー、ジャンパー(キャッチャー)、リフターと様々な“役割”が、機能して初めてできるプレーです。自分たちの役割がないかをしっかりと意識して取り組みました。


本日のメインテーマ「タックルテクニック。2人で向かい合い、その間にボールをおいてかけ声でボールをとり、とられた方は、タックルに入る。キーファクターは、「チークツーチーク」。顔の頬とお尻の頬つける。危険なタックルにならない合言葉です。またタックルを受ける方も「バックリリース(バックグリップ)」。しっかりと踏み込み、タックラーの背中にボールをリリースする。あごを引いて、腹筋をしっかり使うことを意識しました。重傷事故防止のためにタックラーだけでなく、タックルを受ける側の体の使いが重要であることを説明し行いました。


その後は、先頭がボールを持ち1列になってボールダウンからピック、スウィープなど徐々に役割が増えて行くドリルが行いました。すべてに共通しているのは、必ず「判断」が要求されるということです、決まったことをやるのだけではなくて、「今、何をやることが最適か?そのために自分の役割は何か?」を考えることを大切さが少しでも伝わってほしいと考えています。


最後のミニゲームは、セットプレーからのアタックディフェンスです。前回より理解度が向上し、前進しながらボールを動かすことができました。


【第10回練習内容】

1、バニーゲーム&ストレッチ

2、ラインアウトの復習

3、ニーポジションタックル・・・フロント、サイド、バック

4、トライアングルドライブ

5、スネーク(DFのファンクショナルロール)

6、ホールドのミニゲーム

 

メインコーチ 小畑

アシスタントコーチ 瓜生