【2016埼玉県狭山市クラス】第1回レッスンリポート(2016年9月13日)

この度、狭山クラスの指導を担当します三宅です。はじめに、埼玉県狭山市クラスは、突然の開催決定で募集期間も短い中、初回に定員の半分となる15名で無事に開校できたこと、参加者の皆様に感謝申し上げます。

 

狭山クラスは、過去2年間、私が指導を担当した放課後ラグビーの群馬クラスと環境が似ております。保護者の皆様の送迎なくして、生徒達だけで来ることがなかなか困難な場所です。保護者の皆様のご理解とご協力にも感謝申し上げます。

 

そして無事に開催することとなった第1回ですが、やはり初回独特の緊張感があり、私も新しい出会いを楽しみにしておきながら、内心はうまく指導ができるかと不安でいっぱいでした。しかし、開校式のみんなのやる気に満ち溢れた目を見ていると、たった10回かもしれませんが、必ず成長が伴う10回になることを確信でき、不安が期待に変わりました。 

さて、練習では、第1回のテーマを「前進」としました。ラグビーにおいて、一番、簡単にトライをする方法は、ボールを持った選手が自分で走って前に進むことです。パスは後ろにしか投げられませんし、毎回、パスで前進できるとも限りません。また、キックは、一度、自分達の手から離れるので、ボールを再獲得できる保証はありません。よって、まずは個人のステップワークで前進できる能力を高めることが、ラグビープレーヤーとして、とても大事なスキルとなるのです。

 

でも、ラグビーでは常に目の前には敵(ディフェンス)が立ち並びます。そのディフェンスを1 v 1の状況でどのように突破するのかについて、理論を交えながらドリル形式で指導させてもらいました。はじめはなかなか上手くいきませんでしたが、まずは体で感じ、その後、頭で理解するというプロセスを踏むことで一気に成功率が上がりましたね。

 

ラグビーはよく、ルールが難しいとか、人と人とがぶつかって危険などと言われることがあります。ルールが難しいからこそ、考えてプレーをしなければなりませんし、人と人とがぶつかるからこそ、それを避ける方法はないのだろうかと様々な思考を働かせ続ける必要があります。

  

今後のプログラムの中では、ラグビーはいかに考えてプレーすることが大事かということを理解してもらえるようなメニューを提供していきたいと思っています。また、考えることを楽しめるプレーヤーになって欲しいと願っています。

 

考えることは、ラグビー以外の日常でも役立ちます。大人になって社会に出て、様々な事柄に自分の考え持っている人と、そうでない人とでは、人生の豊かさに大きな違いが表れてくるのではないかと思います。

 

屁理屈は受け付けませんが(笑)、わらないことや疑問に思ったことは、どんどん意見が言えるクラスにしていきたいです。

 

では、これから全10回、宜しくお願いします!

 

「第1回の練習メニュー」 

1 開校式

2 コーチ自己紹介

3 アイスブレイク

4 1 v 1ドリル 

5 4列パス

6 ボールゲーム

7 振り返りの時間

 

メインコーチ 三宅 敬

アシスタントコーチ 西村 築