第3回目熊谷クラスは、ラダー/ミニハードルを使用した、SAQドリルからスタートしました。
最初は、ラダーで下を向いてしまう、手が振れないという問題が有りましたが、長座で腕の振りだけにフォーカスしたアームスイングドリルで腕の振りの重要性を感じて貰いました。ラダーの先にいるコーチの手を見て指が何本立っているか?をコールさせるドリルに切り替えたことで、下を見ないで前を向く様になり大きな改善が見られました。
また、ミニハードルではレッグスピードとハイニーを意識した10秒ドリルを行いました。2つのラダーの真ん中に立ち足を右→中→中→左とラダーに足が引っかからない様に障害物を使って膝を高く上げさせる工夫をしたドリルでしたが、最高で18回と言う素晴らしいレッグスピードを見せてくれました。(ちなみに日本代表WTBの選手は、23回ですので良い目標としていく予定です。)
コア/コーディネーショントレーニングとして、スクラム姿勢(ストロングボディーポジション)を確認し、ペアでスクラム姿勢をとっているパートナーに対して、横側から頭と腰に手を置き腕立てをしてもスクラム姿勢を崩さないで耐えるトレーニングを行いました。その後スクラム姿勢を意識したコーディネーショントレーニングで自分の身体を思い通りに動かせる様に様々なドリルで楽しみました。
ハンドリングドリルでは、クイックハンズとコミニケーションにフォーカスして、ラインを作って2フェイズ目までATするドリルを行いました。その後ドローパスでDFにボールキャリアーが仕掛けてフラットにパスをするドリルを反復して練習しました。このドリルは、毎回選手達の向上が見られます。今回は、パスで終わらずにセカンドタッチの為に直ぐにサポートも意識できました。判断ドリルでは、ハンドリングドリルで学んだことにプラスして、ボールキャリアーが前に仕掛ける事を意識して行いました。
その後は、ファンダメンタルスキルとして、キック/キックキャッチ/サポートとボールプレゼンテーションを行いました。コアを使ってロングリリースの動作を反復しましたが、辛そうな悲鳴?!も聞こえてきました。(笑)
タッチフットは、「ダウンタッチ」のルールで、タッチされた側タッチした側、双方ダウンアップのリアクションを入れながら約30分間、今日も学んだスキルを意識してタッチフットを楽しんでくれました。ボールばかり見ないで前の状況を見て仲間に伝える!を強調してタッチフットが出来ました。最後にレスリングサーキット→スクラム姿勢を行って第3回のクラスを終了しました。吉岡中学校1年吉田彪馬くんの「1,2,3“ファミリー”」の掛け声で解散となりました!
【第3回練習内容】
メインコーチ 太田正則
サポートコーチ 祝田康彦
協力 立正大学ラグビー部選手(5名)