【2016岩手県釜石市クラス】第2回レッスンリポート(2016年9月15日)

2回の放課後ラグビープログラム釜石クラスが、釜石市球技場で開催されました。今回も、釜石クラスでの大きなテーマ[ラグビーのランニングスキルとベーシックスキル]に重点を置いて指導しました。

 

初回はラグビーの原則にのっとり選手たちのスキルレベルの確認と把握としましたが、2回目も特に新しい事は取り入れず、前回の復習とラグビースキル・ランニングスキルの精度UPを目的に行っていきました。

 

本日は、初回に照れのあった選手たちの緊張をほぐために、ゲーム性のあるウォーミングアップでテンションを上げる所から始めようと思っていましたが、コーチたちの心配とは裏腹に、選手たちは今日をすごく楽しみにしてくれていたみたいで、練習前からこちらが驚くほどの活気でした。おがけでコーチたちも凄く楽しく指導する事が出来ました。

 

その後はランニングスキルの復習から始めました。スタート時、ランニング時に何を意識するんですか?と聞こうとしたところ、その質問をコーチがする前から、選手たちから前回のキーファクターが聞こえていきました。そこで、新たに1つキーファクターをプラスしたところ、前回にも増して、スピードアップした様子を見せてくれました。この調子で、この成果をラグビーの方でも活かせるように指導していきたいと思います。

 

ラグビースキルは前回のキャッチ&パスに加えて、ストレートランの要素もプラスして行いました。この練習でも、こちらが言う前に、選手から前回のキーファクターが次々と聞こえ、良い雰囲気で行う事が出来ました。

 

そして最後は選手たちが楽しみにしている実戦形式のタッチフットを行いました。今回も前回と同様にハンドリングと前進と継続の意識を持って貰う為に、決められた時間、攻撃をし続けるルールにしました。さらに今回は継続で大事なボールのロングリリースも意識させるルールにしました。この様に、今は、大きなルールは変えず、継続と前進という大きな柱に、枝葉として細かいポイントを少しずつ加えて行っていきたいと思っています。コーチたちは、最初に行ったスキルの練習で出たキーファクターを意識できるように常に横から声をかけ続けました。

 

そして最後はストレッチ&フィードバックの時間。選手たちから「教えてもらった事を実戦形式のゲームで出来ていたかは分からないが、意識はしていた。」と言う言葉が聞けました。今後、選手たちが「実践の中でもできた!」と言ってくれる日が来るのを楽しみにしていますし、その言葉が聞けるように、コーチ陣も最善のサポートをしていきたいと思います。

 

これからも釜石クラスでは、選手自身が練習の中で自分の成長を実感出来るようなプログラムを提供していきたいと思います。

[2回練習内容]

1W-UPゲーム(10timeパス)&ストレッチ

2、ランニングスキル

3、パス&キャッチスキルグリッド&レース

4、エンドレスタッチフット

5、ストレッチ&フィードバック

 

メインコーチ 松原 裕司

アシスタントコーチ 長田