【2016岩手県釜石市クラス】第3回レッスンリポート(2016年9月22日)

3回目の釜石クラスは、祝日で学校の部活動などがあるため、欠席者が7名で、15名でスタートいたしました。今回の釜石クラスは、天候が悪かった為、釜石シーウェイブスのGYMルームを使い、選手たちには今まで行った事のないレジスタンストレーニングの体験をしてもらいました。

 

今回の指導の大きなテーマは、[基礎体力]です。それとトップレベルのラグビー選手の凄さをより体感してもらうこともテーマとしました。

 

コーチたちは、怪我の無いよう、細心の注意を払いながら行いました。GYMルームや器具を見たことのない選手たちは、集合するなり興味深々で、いつも通りテンション高く始まりました。

 

まず最初は、ケガの無いようストレッチと自体重でレジスタンストレーニングから始め、その後は、小学生グループと中学生グループに分けて、実際に器具を使った練習に進みました。

最初はベンチプレスから。実際にコーチ陣が100kgでやってみせると選手たちから、「凄い」「僕もやりたい」と次々と声があがり興味津々でした。選手たちには、小学生は20kg、中学生は60kgにチャレンジしてもらいました。ほぼみんな上がらなかったのですが、普段おとなしい選手が軽々と成功するなど、意外な一面を見ることができました。

 

次はスクワットです。まずは自体重で基本姿勢を指導しました。小学生の選手達からは、「知ってる」「やった事ある」などの声が上がったので、選手に姿勢をやらせると、スクワットというより、ただ、しゃがんでいるだけの姿勢の選手が多く見られました。その後、きっちり基本姿勢を教えると、最後には理想的な姿勢でスクワットが出来るようになりました。中学生は100kgを持ち上げる選手などもいて、小学生は中学生ラグビー選手を尊敬のまなざしで眺めていました。

最後は懸垂です。小学生は1回も上がりませんでしたが、中学生は10回を出来る選手がいました。その後はストレッチをして本日の練習は終了。

 

選手達から「僕ももっと強くなりたい」「シーウェイブスの選手って凄い」などの声があがっていました。今回のGYMルームでの時間の中で、いつもと違う新しい刺激を感じ、小中学生の選手達が、将来の目標である大人のラグビー選手の凄さを感じる良い機会になったことと思います。

 

今後、天候が悪い場合は、本日のように内容を工夫して選手の成長をサポートして行きたいと思っています。

 


[3回練習内容]

1W-UPストレッチ&準備運動

2、ベンチプレス

3、スクワット

4、懸垂

5、ストレッチ&フィードバック

 

メインコーチ 松原 裕司

アシスタントコーチ 長田