【2016北海道札幌市クラス】第6回レッスンリポート(2016年10月12日)

開会式では、今一度大きな声での挨拶と練習中にもっと大きな声でコミュニケーションをとることを再確認。慣れから少し気が緩みそうな雰囲気もあったので、気を引き締めて取り組もうと確認しました。

 

ポイントの発表はだんだん手をあげるメンバーが固定されてきた感じがしています。次回はまだ発表していない選手にお願いしようと思います。

 

先週から導入しているラダードリルは種目を変えて実施しましたが、先週よりも足の動きのスピードがアップした選手が多く見られました。継続することで効果が見えています。

 

パスドリルでは50カウントパスをタイムトライアルで実施しましたが、小学生の方が良く声もでていて中学生とそれほど差もつきませんでした。小学生は良く声が出ています。(ホントは100カウントまで行きたかったんですがね~)

今日のテーマはコンタクトプレーにおけるサポートプレーヤーの役割です。先週はボールキャリアーの基礎動作でしたので、ブレイクダウンにおけるサポートプレーを分解して段階的に指導しました。

 

まずは前週の復習でペアでの身体の使い方ドリルからヒットシールドを用いてのコンタクトからボールプレゼンテーションまでの流れを。そしてその次の選手のプレーの選択肢やそれぞれの注意点を安全性とボールの継続性の視点から説明し反復して実践してもらいました。身体の使い方のドリルの動きなどが繋がっている事も感じてもらえたと思います。

 

最後は、ラックタッチでボールプレゼンテーションの重要性とスイープに入るサポートプレーにフォーカスさせましたが、中学生は役割の種類が増えたことでコミニケーションが上手にとれず自分が何をしたらよいのか、仲間が何をしようとしているのかがわからないという状況が続き、チームトークを何度か差し込みましたがステップアップできる前に時間終了となりました。

ストレッチ前に、スクラム姿勢と腕立て伏せを全員で。正しい姿勢で行うことと家でもやるよう宿題にしています。

 

クロージングでは、北海道ラグビーフットボール協会 津軽副理事長から「仲間を大事にしよう」というお話をいただき、エールでの締めも声が揃って一体感をもって終了いたしました。

 

今日は、小学生のほうが一日を通して声が出せていましたね。タッチでもよくコミニケーションがとれていました。中学生は、どのチームでもコミュケーションが課題に上がる年代です。小学生のような無邪気な明るさから、大人になるステップの過程として、明るく、元気に声を出すことが恥ずかしいと感じる年代でもあるのかもしれません。指導者としては、ラグビーで必要なコミュニケーションの大事さを伝えることで、精神的にも次のステップに進めるように背中を押してあげられればと思っています。頑張れ!中学生!!

 

 ≪第6回練習内容≫

1.ラダー

2.ファンクショナルストレッチ&リアクションダッシュ

3.ハンドリングドリル 50カウント

4.ボディーコントロール(股くぐり、基本姿勢キープ、ジャックナイフ&ロングリリース グラウンドファイト)

5.バックワーク復習(ヒット、ドライブ、ダウンボール)

6.ブレイクダウン サポートプレーヤーの基礎動作

7.ラックタッチ DFボールタッチでターンオーバー

8.姿勢と腕立て

9.ストレッチ

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 今井翔太、小野田保、菊地直哉、平塚勇介 

天気 くもりのち雨 13度前後