東大阪市花園ラグビー場において、今年度第2回目の放課後ラグビープログラムが開催されました。第1回のレッスンで近鉄ライナーズの三原選手が伝えて下さった“コミュニケーションをしっかりとる”ことを今回に繋げて第2回目のレッスンをスタートしました。
コミュニケーションをとるために声をかけ合うことは、『つながる、つなげる』をテーマしている私たちにとっても大事なことです。最初はまだ2回目の顔合わせということもあり、声を出すのをためらっていた選手もいましたが、近鉄ライナーズの選手やアナン学園の選手の後押しもあり徐々に声がでるようになりました。
パスの練習では『ボールを迎えに行く』をキーワードにしました。理由は、先ずは自分自身で仲間と繋がる意思を持ってボールを受けることに重きを置いてパスを繋げてほしいからです。最初は胸でキャッチしていた選手もミスを恐れずしっかりボールを迎えにいくことが出来ていました。
また中学2年生以上と中学1年生以下に分けて行ったことで、中学2年生以上はより高いレベルでのプレイができ、中学1年生以下は中学2年生以上のプレイを見て学ぶ機会もあり自分たちのプレイに活かすことができていました。
最後のタッチフットでもしっかりコミュニケーションをとることやキーワードを意識し、周りとつながろうという姿勢が見られました。疲れたーと言いながらも爽やかな顔をして帰っていく子どもたちや、終わってからもボールと戯れる元気な子どもたちを見て、私も負けてられないなぁー!と感じさせられました。
【第2回練習内容】
1:オープニング
2:ジョグ&ナンバーゲーム
3:ダイナミックストレッチ
4:ボール集めゲーム
5:リアクションゲーム
6:4列パス(中学2年以上チーム、中学1年生以下チーム)
7:5対3ミニゲーム(DF制限あり)(ATトライ3回を目標)
8:インサイドカット4列パス(50%の速度)(チーム分けあり)
9:2対1
10:インサイドカット4列パス(50〜70%の速度)(チーム分けあり)
11:6対3ミニゲーム
12:ハーフフィールドタッチフット(チーム分けあり)
13:クールダウン
14:クロージング
メインコーチ:南條賢太
アシスタントコーチ:射手矢なづき
ゲストコーチ:近鉄ライナーズ 福池選手、才田選手、矢次選手、尾池選手
サポートチーム:アナン学園女子ラグビー部