【2016北海道札幌市クラス】第8回レッスンリポート(2016年10月26日)

午後の雨もあり今日は体育館での練習と誰もが思っていましたが、体育館が今週末に開催される学習発表会の準備でほとんど練習する場所がない状況でした。開始前に雲が切れて雨があがりましたので、土のグラウンドは使えない状況でしたが、芝生部分は問題なかったので、かなり寒い環境でしたが外で実施しました。

 

体育館を想像していたため薄着の選手もおりました。寒さからか集中力を高められなかったかも。ハンドリングの50カウントパスは小学生も中学生も先週の結果を超えることができませんでした。暖かい体育館から、寒い湿ったグラウンドに移動しましたが、気持ちの切り替えに時間がかかってしまったかな。気持ちを切り替えることも身につけてほしいですね。

 

さて、動いているうちに身体も温まってきたところで、2対1、32で状況判断の練習を行いました。「自分の前が空いているなら大きな声で伝えよう」、「オフザボールの選手が準備できていないなら、声を出して呼んでいないならパスではなく自分で11の勝負をするという選択肢でよいのでは」、というコーチの声かけに、回数を重ねるごとに良い判断をするケースも見られるようになりました。

 

今日のテーマは「数的優位の状況を創出しよう」ということで行いました。余っていない時にどうやったら優位な状況をつくれるか、という質問に中学1年生のリョウヤ君が「的確に、DFを二人引き付けることができればよい」と発表してくれました。そこでDFの引きつける方法として、まずはアングルチェンジからスタート。クロスやループなども実践。コミニケーションが必要だということにも気づいてくれました。ハンドリング練習でのポイントがいかに大切なのかも感じ取ってくれたと思います。小学生チームは、集中力の維持にコーチ陣が工夫を凝らして実践してくれていました。

 

最後は、お楽しみのタッチフット。アングルチェンジな練習で覚えた動きをタッチの中で実践。こちらも回を重ねるごとに練習したテクニックを活かせるようになってきました。中学生は2回タッチでターンオーバーというルールにして、動きを作ることにフォーカスさせましたが、先週までの単純に突っ込むというプレーが減り、自然に深く広いラインで仕掛けることを楽しんでいるかのようでした。

 

いつの間にか寒さも忘れて、ひたすらラグビーに集中していたのが印象的でした。最後は、ちょっとリーダーらしくなってきたユウタ君のエールで締まりました。

≪第8回練習内容≫

1.ハンドリング50カウント

2.21

3.32

4.22 余っていない状況からの仕掛けづくり

5.タッチ

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 笠井建志、今井翔太、小野田保、菊地直哉、立野弘高

天気 晴れ 7度前後