7回目となる本日は「タックル」をテーマに行いました。
タックルとは「気持ちで行くもんだ」と、教わっている人もいたようですが、間違いではありません。しかし、気持ちで行くためにはどうしても武器が必要です。その武器とはタックルに関する様々な細かいテクニックであることを伝えました。
例えば相手をノミネートしてターゲットを絞ること、間合いを詰めること、タックルの瞬間に沈んで相手の視界から消えること、その瞬間に相手の懐に入ってヒットすること、ドライブすることなど挙げればきりがないくらい細分化できます。ただ単純にタックルができないと決めつけるのではなく、タックルのどの部分ができていないためにタックルそのものに影響が出たのかを考える必要があります。
そしてそれらの武器が備わった時に初めて自信となって、気持ちでタックルに行けるということを伝えました。気持ちがあっても闇雲にタックルにいっては相手を傷つけるだけです。その行為は反則としてレフリーに裁かれればチームにも迷惑をかけますよね。それなのでタックルはテクニックやスキル、そして気持ちが備わっていくことで安全性も高まり、苦手なプレーが少しずつ得意なプレーに変わっていく過程を楽しんでもらえれば嬉しいです。
最後のボールゲームでは少しディフェンス側が優位になるようなルールで行いましたが、本日初めてとなるアタックができる喜びからか、アタックに勢いがあって素晴らしいトライがいくつか生まれましたね!笑
アタックもディフェンスもどちらかが上回ればまた一方が追い越そうとすることで互いの成長が促せると思うので、そういう意味では本日のボールゲームは良い傾向だったと思います。
「第7回の練習メニュー」
1 アクティブウォーミングアップ
→スキャニングドリル
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
3 タックルテクニック
→レスリングドリル
→ダウンスピード
→1 v 1(ヒットシールド)
→タックル(タックルバッグ)
4 体幹トレーニング
5 ボールゲーム
6 振り返りの時間
メインコーチ 三宅 敬
アシスタントコーチ 西村 築