【2016大分県別府市クラス】第5回レッスンリポート(2016年11月2日)

第5回の放課後ラグビープログラム別府クラスを開催しました。11月に入り急に寒くなり、ラグビーシーズンを感じる季節となりました。生徒達も集合を掛けるとリアクションよく大きい声を出し走って集まってくれました。

 

今回のテーマは「コンタクト」。前回の強い姿勢を再度確認し、次にステップのトレーニングを行いました。

 

最初はウォーミングアップでアリゲーターウォーク・ベアクローウォーク・スパイダーウォークとタックジャンプで体を温めました。ストレッチを行い前回同様S&Cトレーニングでプッシュアップ・スクワット・ルーマニアンデットリフト(RDL)・片足RDLを2セット行いパワー、バランス感覚の練習を行いました。

 

その後、ハンドリングメニューとして四列パスから次のポイントに移動してランメニューを行いました。1つの動作が終わった後すぐに次のフェーズへ移動して新しいメニューを行い、1つで終わらない事を考えてもらうハンドリングメニューとしました。

 

コンタクトメニューに入る前に姿勢を意識したスクラムポジションでの姿勢練習を行い、背中にマーカーを載せて落ちないように前後左右に動いてもらいました。姿勢ができてない生徒はすぐにマーカーが落ち、しっかりと姿勢をとれる生徒に見本になってもらいました。その後レスリングで相手を仰向けに倒すメニューを行い、コンタクトに入りました。

 

コンタクトでは、先週のおさらいとして強い姿勢を意識して大学生が持ったコンタクトバックにヒットしてもらいました。その後、ヒット&ドライブ、最後にダウンボールまで行いました。ヒットして止まらずドライブする事と、寝た後遠くにダウンボールし時計の6時の方向にリリースする事を意識してもらいました。初めてラグビーをする生徒は大学生がついて細かく指導ができました。

 

次にコンタクトダウンした後に、また別のフェーズでランメニューを加えました。前の練習同様一つの動作を行った後、次にフェーズへ素早く移動する事をプラスして意識させました。寝てから起きての動作をフェーズを重ねても素早く移動し続けなければならないメニューだったので、試合を意識した練習となったことと思います。動作に集中することで、声が少なくなってしまっていたので、一度集まってもらい、声を出す事、コミュニケーションを取る事を伝えました。アドバイス後からは声を出だして良いプレーができていました。

 

最後は3チームに分かれてタッチフットを行いました。チームをまとめることも学んで欲しいという狙いも込めて、チーム分けを中学生の高学年にお願いしました。試行錯誤しながらも、自分たちで一生懸命、考えてくれていました。タッチフットはミスをするまでアタックができるエンドレスタッチフットで締めくくりました。タッチフットはみんな楽しくできて、非常に良い練習の終わり方になりました。

 

今回はコンタクトを意識しながらフェーズを重ね、次の動作に早く移す事を意識してもらいました。回を重ねる毎に一人一人が楽しくラグビーをしてくれているように感じ嬉しく思いました。次回は11月9日(水)です。

 

「第5回練習メニュー」 

1 ウォーミングアップ

アリゲーターウォーク・ベアクローウォーク・スパイダーウォーク・タックジャンプ

S&Cトレーニング

ストレッチ

2 ハンドリングドリル

3 姿勢・レスリング

4 コンタクトドリル(強いポジション・コンタクト&ダウンフォロー)

5 コンタクト&ラン 

6 タッチフット

7 クールダウン・ストレッチ

 

メインコーチ    酒井 崇

アシスタントコーチ 川原 久幸

サポートチーム   立命館アジア太平洋大学ラグビー部