【2016愛知県豊田市クラス】第5回レッスンリポート(2016年11月10日)

4回目のレッスンになるが、未経験者への対応としては、基本テクニック(パス・ラン)を毎回繰り返すより、いかに楽しむかを重視すべきと考える。ある程度の基本テクニックが身についたら、ラグビー競技要素である、ボールの奪取・前進・継続サポート・得点などを意識した内容にしていく。

 

■ウォーキングパス~ランニングパス(継続・前進)

前進しながら後ろにパスを繋いでいくという、基本をもう一度徹底するため、ボール保持者は持ったまま数歩前に出る事を約束事とした。パスを受けるプレーヤーは、自分より前に出てから声掛けしてから受けるを徹底。※徐々にスピードアップし、トップスピードでも出来るよう反復

 

■1対1アタックディフェンスボール(奪取・得点)

正方形エリア(5mX5m)の対角で、11のトライゲームを実施。タックルの代わりにタグ奪取・ボール保持者は左右のトライゾーンに走りこむ練習。指導者がディフェンスを担当し、敵との間合いや有効なステップを教示。得点への意欲が楽しさにつながる。

 

■タグゲーム&スキルアップトレーニング(すべての要素)

カリキュラム2のランニングパススピードや、3の11でのトライゲームの様子からタグゲームであれば、ラグビーを楽しむ事に繋がるため実施ししてみた。前回までの、ミニゲーム(タッチ方式)と違い、チーム内で作戦を立てたり、スピード感があり、みな楽しんでいる様子。ただし、途中途中ゲームを止め、正しいルール説明や、より高度なゲームにするための工夫点をアドバイスしながら、ラグビー競技に関心を持てるよう進めた。エリアを広げ、空きスペースを見つけたり、サポートプレーが出来るよう、更にレベルアップしていけるよう、工夫してく。

  

【所感・・・メインコーチ横田】

ラグビー要素のボールの奪取をタグに置き換えることで、安全にラグビー要素を教える事が出来る。限られた回数の中で、未経験者にラグビー競技の面白さや楽しさを感じてもらうためタグ要素を取り入れた中で、レベルの高いスキルなども習得できるよう、工夫していく。"

【第5回練習内容】

,ストレッチ 

,ウォーキングパス~ランニングパス

,11アタックディフェンス

,タグゲーム&スキルアップトレーニング

,クールダウン・グラウンド整備

 

メインコーチ  横田 俊光

サポートコーチ 廣瀬 佳司

支援コーチ   森脇 浩二 トヨタ自動車ラグビー部OB