【2016大分県別府市クラス】第7回レッスンリポート(2016年11月16日)

第7回の放課後ラグビープログラム別府クラスを開催しました。今回は「楽しみながら考え、そして想像する」をテーマに行いました。

 

まず5人組のチーム分けをし、それぞれにチームリーダーを決める事から始めました。中学生にはキャプテンシーと想像力を、小学生には規律と団体スポーツの楽しさを覚えてもらう、これは、自主性と新しい発想ができるプレイヤーになってもらうことが目的です。

 

まず隊列ジョギングを行い、驚いた事に前回より大きな声で隊列も乱れず規律よく出来たと思います。そこでも各チームのキャプテンがコミュニケーションをとりチームを引っ張っていました。

 

ストレッチを行い、各チームには一人ずつ大学生がついて正しいストレッチを徹底して行いました。

 

その後、チームごとの変則タッチフットで条件はディフェンス側になったチームが一人少ない状態で行いました。そしてディフェンスラインのエクサイズでポイントを数か所つくり、ホイッスルを合図に縦横のディフェンスラインを保ったままディフェンスラインを作るフットワークトレーニングを行いました。

 

この時間になるとだんだん各チームのまとまりが出てきて、メニューのラストに近づくと一糸乱れないラインフットワークをするチームも出てきて驚きを隠せませんでした。

 続いてハンドリングランパスを行い、チームごとにアタックラインをつくり、色々なアタックを実践しました。このメニューの重要なタスクは、基本を押さえながら「自分で想像して楽しんでアタックしてみる」事です。

 

生徒たちに「ぼんやり」でも良いので、ゲームのように、空の上から自分たちを見ているイメージをしながらプレーするように指示しました。するとチームごとにどうしたら大学生のディフェンスを抜けるのか、「スピードを速く」「声を出す」「ポジションはどこにする?」「こういった時にこうする」など自発的に仲間同士が話し合いを始めたり、地面にポジションを作り攻撃シミュレーションをしたり、生徒たちはとても盛り上がり楽しいメニューになりました。

 

 各練習メニューが終わると直ぐに、チームごとの良かった点、悪かった点をキャプテンに報告してもらい、練習自体メリハリが効いたものとなりました。

 

最後にタッチフットを行い練習終了となりました。今回は中学生の先輩が後輩の面倒みるようになったり、キャプテンシーを発揮したり、小学生はチームワークの楽しさを覚え、練習全体を通じて理想通りのものになりました。小単位のチームにわけたことにより、チーム内の会話が進み本クラスのテーマである「enjoy & communication」が、回を追う毎に浸透してきた気がします。

 

残すところ後3回です。次回は11月30日(水)です。

 

「第7回練習メニュー」 

1、ウォーミングアップ(隊列ジョギング)・ストレッチ

2、変則タッチフット

3、ディフェンスラインエクサイズ

4、ハンドリングランパス

5、タッチフット

6、クールダウン ストレッチ

 

メインコーチ    酒井 崇

アシスタントコーチ 川原 久幸

サポートチーム   立命館アジア太平洋大学ラグビー部