5回目のレッスンから取り入れた、タグを用いて基本テクニックを身に付ける。基本テクニックのレベル状況により、ラグビー競技要素である、ボールの奪取・前進・継続サポート・得点などを意識した内容を実施した。
■ランニングパス(継続・前進・サポート)
・前回は徒歩からのスタートであったが、今回はジョグからでも、意識してパス出来るようレベルが上がってきた。
・トップスピードでもある程度、ノーミスでパスが繋がっているのが見受けられて来た。
・少し背伸びをして、ループパスを取り入れたが、途端にランニングスピードが落ち、パスも繋がらなくなってしまった。(パス後のサポートも同時に指導)
■1対1アタックディフェンス(ボール奪取・得点)※前回同様に実施
・正方形エリア(5mX5m)の対角で、1対1トライゲームを実施。タックルの代わりにタグ奪取・ボール保持者は左右のトライゾーンに走りこむ練習。前回より、よりスピード感がアップしているのと、ステップの間合いや、ディフェンスの動きを見て、スペースに走りこめる生徒も徐々に増えている。
■タグゲーム&スキルアップトレーニング(すべての要素)
・スピード感が相当上がっており、同チーム内でのレベル差が発生し、パスタイミングについて行けず、止まって味方を待つといった継続性を阻害してしまうプレーが出始めた。回を追う毎にフィットネスやテクニック差が出て来ているので、チーム編成等を考慮し進めていく。途中途中ゲームを止め、正しいルール説明や、より高度なゲームにするための工夫点をアドバイス実施。ルールの正しい理解が出来ていないので、次回は映像を取り入れての講義的なカリキュラムを検討。
【所感・・・メインコーチ横田】
前回より、タグを取り入れラグビー競技の楽しさを伝える方向に切り替えた。タグ要素を取り入れた中でも、十分レベルの高いスキルなども習得出来る事を確認出来ている。中学生がトップスピードになったと時のタグ取りは、手指等へ怪我のリスクも十分注意しながら進めていく。添付写真のように、相当暗く灯光器での活動には限界があるため、次回(12月)より体育館を利用して、引き続き実施していく。次回開催予定日は12月8日(木)、16:15〜18:15、浄水中学校体育館。
【第6回練習内容】
1,ストレッチ
2,ランニングパス(ジョグからトップスピード)
3,1対1アタックディフェンス
4,タグゲーム&スキルアップトレーニング
5,クールダウン・グラウンド整備
メインコーチ 横田 俊光
サポートコーチ 廣瀬 佳司
支援コーチ 森脇 浩二 トヨタ自動車ラグビー部OB