【2016大分県別府市クラス】第8回レッスンリポート(2016年11月30日)

 

第8回の放課後ラグビープログラム別府クラスを開催しました。今回は「コンタクトと前進」をテーマに行いました。

 

2人1組になり1人がコンタクトバックを持ち、1対1でのコンタクトを行いました。体の向きを常にコンタクトバックに向け、いろいろな角度からバックに向かってコンテストしました。面を取る意識を持ちながら常に体をバックに向けるように意識してもらいました。生徒達は楽しそうにコンタクトバックにヒットしていました。

 

次に4列パスで体を温めながらハンドリングの練習を行いました。そしてストレッチで体をほぐした後ダウンボールトレーニングを行いました。一人が仰向けに寝た状態で両足を固定して、できるだけ遠くにダウンボールするトレーニングを行い、次に4人1組になり立った3人に寝た生徒がイレギュラーな体勢でパスをする練習を行いました。悪い体勢で通常行っているハンズアップ、コーリング等を行い正確なパスができるように行いました。

 

その後オーバーラップの状態で4:2のハンドリングメニューを行いコンタクトへ移行しました。まず2人のコンタクトバックを突破し、抜けた後にもう1人のバックに当たり体を回転させて前に出るトレーニングを行いました。コンタクトの連続に対して、前に出る意識と体の使い方を考えてプレイしてもらいました。うまく体を回転できる生徒と前進だけしかできない生徒もいました。上級生に意識をさせて指導を行い、下級生にはそれを見て学んでもらうようにしました。

 

そして4人1組でその場でパスをして、合図を聞いてコンタクトバックにヒットとオーバー、そしてフォローランを行いました。起きてからフォローに行くのが早くリアクションする生徒が多くいました。最初に行ったコンタクト練習の応用として行いましたが、取り組む事が多くなるとコンタクトが少し雑になるケースもありました。多くの生徒は前に出る事とストロングポジションを意識した取り組みになりました。

 

最後はミスが起きるまでのエンドレスタッチフットを行いました。以前より横のコートを広くして行うと、トライを量産しディフェンスに課題が残るタッチフットとなりました。

 

明日から12月というのに暖かく、半袖短パンで取り組む生徒もいて「暑い」と言いながら練習をしていました。残すところ放課後ラグビーも2回となりました。次回は12月7日(水)です。

「第8回練習メニュー」

「コンタクトと前進」

1、ウォーミングアップ

・面取り

・ロングリリース

・イレギュラーパス

2、ハンドリング

・四列パス 

・オーバーラップトレーニング4:2

3、コンタクト

・ペネトレイト&スピン

・ラック&フォロー

4、タッチフット

5、クールダウン・ストレッチ

 

メインコーチ    酒井 崇

アシスタントコーチ 川原 久幸

サポートチーム   立命館アジア太平洋大学ラグビー部