【2016大分県別府市クラス】第10回レッスンリポート(2016年12月14日)

第10回の放課後ラグビープログラム別府クラスを開催しました。今日は夕方から冷え込み、雨の心配もしましたが通常通りに練習を行う事ができました。10回全てグランドでの練習となり雨が降る事はありませんでした。いよいよ、放課後ラグビー別府クラスも最終回です。

 

今回は「トータルスキル」、今まで行ってきたメニューを選んで行いました。別府クラスのテーマでもある「enjoycommunication」を生徒達に再確認してもらいスタートしました。

 

まずは上級生に指示を出してもらい「隊列ランニング」で体を温めました。スローでゆっくり行おうと思いましたが生徒達は元気よく走り、何度も隊列を揃え直すことがありました。 

 

次にコンタクトメニューで 「面取り」を行いました。常にどこに向かってコンタクトをするのか、相手に向かって強いポジションでコンタクトできるのかを意識してもらいました。そしてS&Cトレーニングを3種目、体幹トレーニングを2セット行いました。体幹トレーニングの必要性を感じてもらい、その後、学生がストレッチを行いキック練習に入りました。

 

「ゴロキック」、「ハイパントキック」、「スクリューキック」と2人1組のペアと大学生が横に付き指導しながら学生も勉強になる練習となりました。キックはやはり生徒達には興味ある練習メニューです。楽しんだキック練習となりました。

 

キックの後はハンドリングメニューです。4列パスから幅を広げる「ショート・ミドル・ロング」を行い、コーリングとスピードを意識してもらいテンポのよい練習になりました。そして4vs1、5vs2とオーバーラップスキルで余っている状況での練習を行いました。最初は1人のディフェンスでも止められることもありましたが徐々にスペースとスピード、そしてコーリングを意識してもらい、アタック有利を理解してもらいました。

 

コンタクトメニューではペネトレイトを考えてもらいコンタクトバックを使って練習を行いました。

 

最終回もラストは「エンドレッスタッチフット」を行いました。スタッフ2人も各チームに加わり一緒にプレーをして放課後ラグビープログラムを締めくくりました。

 

enjoycommunication」をテーマに掲げ、何よりラグビーを楽しんでもらえる事とコミュニケ-ションの重要性を学んで欲しいと思い練習メニューを作成しました。生徒達は別府市、大分市に住んでおり、また違うグランドで会えることを楽しみにしています。今後も生徒達の活躍と再開を約束して練習を終了しました。

 

貴重な経験をさせてもらった10週間でした。最後になりましたが、プログラムにご協力頂いた関係者の皆様に本当に感謝致します。ありがとうございました。

 

 

 「第10回練習メニュー」

 

[トータルスキル]

ウォーミングアップ

・ 隊列ランニング(スロー) 

 ・面取り

・S&Cトレーニング

・ストレッチ

 キック

・ゴロキック ・ハイパントキック ・スクリューキック

ハンドリング

・4列パス

・「ショート・ミドル・ロング」

・4vs1/5vs2

コンタクト

・パワーフット・コンタクト

・ペネトレイト&スピン

 エンドレスタッチフット

クールダウン・ストレッチ

 

メインコーチ    酒井 崇

アシスタントコーチ 川原 久幸

サポートチーム   立命館アジア太平洋大学ラグビー部