【2016大阪府東大阪市クラス】第8回レッスンリポート(2017年1月11日)

東大阪市花園ラグビー場において、今年度第8回目の放課後ラグビープログラムが開催されました。

 

本クラスのテーマは『つながる、つなげる』。

 

このプログラムでは、積極的に自分から率先して「つながる、つなげる」姿勢を持つことを最重要課題としています。たとえば、これまでのレッスンを通して学んできたことを実践し、正確な技能を習得することで選手としての成長に『つなげ』てほしい。また、ラグビー技術そのものの習得だけではなく、人間的な成長という面にも重きを置いて子どもたちと関わっています。

 

さて、今回は年を跨いで久しぶりの開催。ここまで少しづつ積み上げてきたものを自ら実践できるのか、いざ、レッスンがスタート!

 

今日はサポートチームがいないこともあり、ボールの空気入れなどレッスンに必要な用具の準備を自ら率先して行う中学生たち。その姿を見て小学生たちも、足りないところを補おうと自発的に準備を進めていきます。これから特に寒さが厳しくなることを踏まえて現在実践している「真冬のスペシャルレッスンプラン」(身体を冷やさないよう、最大限に運動量を確保するためのプラン。つまり、常に身体を動かしているためなかなかハードなのです!)の真っ最中、息が上がっている状態でも、『頑張ろう!』とお互いに声をかけて励まし合う場面も多くありました。

 

長らく休みの期間があっても、子どもたち自ら『つながる、つなげる』をしっかりと実践してくれていることに、彼らの成長を感じます。レッスンではゲームライクトレーニングが進むにつれ、『つながる』という意識が薄れる場面もありましたが、それもチームトークの中で即座に振り返り、対策を考え、合間の補助運動にも主体的にチャレンジする姿勢を垣間見られたことには、私たち指導陣も感銘を受けました。

 

レッスンを終え、後片付けしながらテキパキと身支度を整え、年上が年下を思いやり、誰にでもしっかりとまっすぐに目を見て挨拶をする姿に、普段の生活においても周りの人々と『つながる、つなげる』を実践している子どもたちがなんとも頼もしく、そしてとても誇らしく感じ、指導する側であるはずの私たちが反対に子どもたちから教わることの大きさをまた改めて知りました。

 

レッスンも残すところあと2回。さあ、これからまたどんな成長と学びがあるのだろうか。それがとても待ち遠しくなった、今夜の花園でした。

 

【第8回レッスン内容】

1:オープニング

2:ジョグ&ナンバーゲーム+SC(その場かけ足)

3:じゃんけんランニングゲーム

4:馬跳びゲーム

5:グリットパス(2チームに分けて)

6:53ミニゲーム

7:タッチフット形式ゲームライクトレーニング(小学5年+6年生2名用コート、小学6年生用コート、中学生+小6数名用コートを作成)

8:ポールダッシュランニング

9:タッチフット形式ゲームライクトレーニング

10:チームトーク

11:タッチフット形式ゲームライクトレーニング

12:馬跳びゲーム

13:タッチフット形式ゲームライクトレーニング

14:チームトーク

15:タッチフット形式ゲームライクトレーニング

16:ポールダッシュランニング

17:チームトーク

18:タッチフット形式ゲームライクトレーニング

19:チームトーク

20:タッチフット形式ゲームライクトレーニング

21:チームトーク

22:タッチフット形式ハーフフィールドゲームライクトレーニング(小学

23:チームトーク

26:クールダウン

27:クロージング

 

メインコーチ:南條賢太

アシストコーチ:射手矢なづき