梅雨明けを思わせるような高い気温であったが、やや涼しい風も吹いており、第2回目のレッスンは順調にスタートしました。平日の放課後にラグビーが出来る事を子供たちは楽しみにしているようで、レッスン開始前から仲間同士で思い思いのプレーで楽しんでいます。
本日2回目のレッスンではウォーミングアップの代わりに、左右対称の動きが入るコーディネーショントレーニングを行いました。みんな真面目に上手に取り組んでくれました。小学生の頃から慣れておく事が理想的だと思います。
その後は、L字パスでボールハンドリングスキルにチャレンジ。アーリーキャッチ・フォロースル―・ストレートランというベーシックな部分にフォーカスしました。パスモーションには個人の癖が出てしまいますが、45度の角度でのハンズアップとパスした後に両手がボールを追いかけるようなフォロースル―などシンプルな動作をシンプルに行うようアドバイスしました。
次のサポートプレーでは、ボールキャリアの真後ろに立てるとサポートの幅が広がる事を理解させて何度もチャレンジしました。ボールキャリアとの距離感やボールを貰うタイミングを少しアドバイスしたら殆どの子供達が上手く出来る様になっていました。 中学生になると、ゲーム中のブレイクダウンスキルが求められ、タックルやコンタクトの時にケガの発生も高まります。その際に、地面とのコンタクトでのケガも少なくありません。グラウンドに倒れる時のスキルは小学生高学年くらいから身のこなし方としてマスターさせたいのでゆっくり、丁寧に、しっかりと取り組みました。 選手に安全なスキルを身に付けて貰う事でラグビーをますます好きになって欲しいと願っています。
次に小学生と中学生に分かれての4ゲートタッチフットボールを楽しみました。 運動量が豊富なため、フィットネスだけでなく、状況判断の要素も多く含まれているメニューです。終了近くになるとみんな汗まみれになっていました。
最後にグラウンドに伏せている状態から素早く起き上がる(FOG)動きを確認してレッスンが終了しました。
≪第2回練習内容≫
1、W-UP
・コーディネーショントレーニング(前後・上下・左右対称の同時動作)
2、ボールハンドリングスキル
・4列L字パス(ワイド・ショート)
3、サポートプレー
・真後ろ(テール)からのサポートコース
・ボールキャリアが仕掛けて作り出すスペースへのサポートコース
・立体2対1
4、グラウンドスキル
・ボールの守り方(両手でボールを持ち相手にボールを見せないように)
・ボールキャリアの倒れ方(ツイストダウン)
・身体の入れ替え方(背中を地面に付けないように)
・ロングリリース(相手からボールを遠くにおく)
5、4ゲートタッチフットボール
・8対8(6年生)
・9対9(中学生)
6、FOG(ファースト オブ グラウンド)
・倒れている選手が出来るだけ早く地面から立ち上がる動作
7、振り返り(本日のレッスン確認とクラステーマについて)
メインコーチ 青木雅仁
アシスタントコーチ 竹田正明