【2017埼玉県熊谷市クラス】 第2回レッスンリポート(7月20日)

熊谷市の最高気温は38.4℃、夕方には多少気温が下がったものの選手達はお構いなしで、ほぼ全員が集まってくれました。熊谷クラスでは「楽しく・元気に」を選手達には心掛けてもらっていますが、最初の挨拶で元気がなく、おやくそくの「元気出していこう!」「オー!!」のやりとりで大きく声を出す意識を上げてもらい、今日の練習キーワードが「前進」である事を説明して、第2回の熊谷クラスがスタートしました。

 

先ず、ウォームアップのSAQドリル(ラダー・ハードル)で筋温を上げていきましたが、先週よりも脚の動き(使い方)に、ダイナミックで俊敏な動きが生まれてきており大変良くなってきました。

 

次にダウンアップの動きを多く取り入れた「円陣鬼ごっこ」を楽しい雰囲気の中でおこない、素早く起き上がる動作を意識してもらいましたが、小中学生チーム共に、とても素早い動きを見せてくれました。【参考動画:円陣鬼ごっこ】

パスドリルの前にハンドリングの基礎として、ハンドキャッチのドリルをおこないましたが、まだまだボールを怖がる選手が多いのと、もっと指と腕をやわらかく使ってキャッチする必要があると感じましたので、次回も継続しておこなっていきます。【参考動画:ハンドキャッチ】

 熊谷クラスのパスドリルでは2種類の「ドローパス」をおこなっていますが、パスドリル1はDFが動かないダミーなので比較的うまくいきますが、パスドリル2ではDFが実戦同様に動くのでとても苦労していますが、このプレッシャーの中で正確にボールを、あいてるところへ運ぶスキルを身につけて欲しいです。小学生には少し難しく感じるので人数を減らすなどの工夫をして継続しておこなっていきます。【参考動画:パスドリル1、パスドリル2】 

本日のキーワード「前進」の中で、1vs1をおこなってもらいました。先ずは「ステップ」次に「キック」最後に「F4」と言う3つのATオプションを紹介しながら、1vs1を楽しんで貰いました。「F4」については次のように定義しております。 「Footwaok:フットワーク」 *ステップで相手をかわしながら前進をはかる 「Fend:フェンド」 *ハンドオフで相手を「防ぐ・かわす」の意味です 「Figft:ファイト」 *フットワークとフェンドを交え勝負して前進する 「Free:フリー」 *ボールを自在に扱える状態で、サポートプレーヤーにオフロードパス 【参考動画:1vs1】 

タッチフットも「テーマ:前進」を意識してもらいたいので「7回タッチ攻守交代」「タッチ後3歩以内でオフロードパスあり」としたルールで「立ってボールをつなぎ・前進させる」事を意識してもらいました。どんどん前にボールを貰いに行くプレーが多く出て非常に良かったです。選手間で「前!」という声が出ているのがとても印象的です。特に小学生は後方で待つプレーヤーが多いので、サポートプレーヤーが前に上がっていく意識の向上が見られました。余ったら大きくボールを外側に動かせるようになるともっと良くなると思います。【参考動画:オフロードタッチ】

 最後は「ストロング・ボディーポジション(スクラム姿勢)」を厳しく楽しく取り組み、恒例の「1,2,3“ファミリー”」の掛け声で解散となりました!

 

【第2回練習内容】 

メインコーチ 太田正則

サポートコーチ 祝田康彦

協力 立正大学ラグビー部選手(12名)