【2017北海道札幌市クラス】第4回レッスンリポート(7月26日) 

天気 晴れ 25度

 

全10回のうち月寒ラグビー場での開催は今回で最終回となりました。 4回連続での晴れの天気です。札幌クラスのみんなに味方してくれました。 札幌市内の小中学校は今日から夏休みです。そして今日から新たに1名が仲間に加わってくれています。 総勢26名のクラスとなりました。 体調不良で3名が欠席 23名での開催です。

 

オープニングでは、先週の振り返りを行いましたが、しっかりキーファクターまで覚えてくれていました。 今日のテーマは「キック」です。前進の手段の一つとして、正しいキックのフォームからいつどのように 使うと有効であるのかを感じ取ってくれることをゴールに設定しました。

 

ウォームアップでは、アジリティートレーニングからスタート。両手でボールを持ち身体のバランスを 意識してもらいました。今日は集中力が散漫なままスタートさせてしまったかと。新しいことを学ぶ日に しては緊張感を与える工夫が必要だったと反省です。

 

ハンドリングとして、地面にあるボールのピックアップとハイボールのキャッチングを行いましたが 小学生は半身になる動きにぎこちなさを残しましたがポイントはおさえてくれたように思います。

 

ハンドリングドリルのあとは、ドリブル。ボールの転がり方の特性やコントロールする方法を覚え、 ドリブルリレーで楽しみながら上達していました。サッカー経験者は器用にできていました。 キック練習では、キーファクターをバランス、ボールの落とし方、体の使い方、フォロースル―に絞り ペアになりキックとキャッチングを反復。ハイボールのキャッチに苦戦していました。 またボールの落としかたも簡単なようでなかなかうまくいかない選手も。キックが初めてという選手も 多かったようです。

 

キック&チェイスのドリルでは、キッカーより下がって前に出るイメージが全体的にできていなく、 マイボールの声をかける意識も薄かったことからなかなかトライに結びつきませんでした。

 

ミニゲームでは、5回の攻撃の中で必ず1回はキックをつかうという縛りで実施し、実施後には、 グループに分かれてキックのメリットとデメリットやどう使うべきかというテーマでディスカッションを してもらいそれなりに理解が進んだように感じています。小学生からもしっかりと意見が出てきました。 次のステップでは 2対4 3対4でキック&チェイスとカウンターアタックを行いましたが、ギャップを作らずに チェイスするイメージをつかむのに時間がかかりましたが キックが前進のための手段の一つであることは感じ取ってくれたと思います。

 

最後のタッチは、スペースを広めにとり、5回タッチで交代、キックも選択できるルールで実施。 徐々に効果的なキックでトライに結びつくケースも見ることができました。インゴールにグラバーキックで ボールを転がし、飛び込んでトライするシーンは、選手達の成功体験となりました。 今日の設定したゴールに達してくれたように思います。 キックはハイリスクハイリターンというフレーズでまとめ。 締めにはブリッジ3種。もう少し自宅でもやってほしいかな。「継続は力なり」です。実践してくださいね~。 



 

≪第4回練習内容≫

1.アジリティー&ファンクショナルロール

2.ハンドリング パスドリル

3.ハンドリング ゴロチャッチとハイボールキャッチ

4.ドリブルリレー

5.キック練習

6.キック&チェイス

7.ミニゲーム(タッチ)キックを使う縛り

8.ディスカション

9.キック&カウンターアタック&ストレッチ

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 菊池直哉、今井翔太、立野弘高、小野田保、伊藤誠基、平塚勇介 助手 長谷川凌介(高校生)