【2017福岡県福岡市クラス】第7回レッスンリポート(8月28日)

2017年度の放課後ラグビーもいよいよ残すところあと4回となってしまいました。グラウンドに来てまず初めに、元気よく、または照れながらも笑顔で挨拶を返してくれます。ラグビーを通して中学生と大学生との繋がりを持てることに喜びを感じます。

 

今日も晴天です。思えば雨の日はほとんどなく、天気にも恵まれています。 いつも通り、学生による30分のアップからスタート。助け鬼では他チームの中学生同士が協力しあって捕まえていた姿が印象的でした。みんな笑いながらもステップを切ってうまく鬼をかわしていて、ラグビーの動きをしっかりと活かしていました。

 

前投げありのタッチフットでは、他チーム同士で名前を呼び合ってパスのコミュニケーションを測っていり、受講生たちの距離が縮まっていることを実感しました。以前よりも受講生は、笑顔でのびのびとリラックスして、練習に参加してくれています。

 

次は本日のメインである高井コーチによるコンタクトセッションでした。中学生二人組で、ボールを持って交互にディフェンスの大学生にヒット、ダウンボールする練習です。5分ごとに刻んで、意識させるポイントを変えながら5セット行いました。地味な練習で、基礎中の基礎ですが、お互いにアドバイスし合っていて、素早く丁寧に練習に取り組んでいるところを見ると、中学生たちはその練習の重要性をしっかりと感じているようでした。

 

今回が初めてのコンタクト練習だったのですが、ハンドリングが苦手な受講生が、コンタクトが強いこともあり、新たな一面も見ることができ、その子もイキイキしているように見えました。一つ武器があるということは、とても重要なことだと感じます。

 

最後はタッチフットです。しっかりとコミュニケーションが取れていて、ミスも少なく、美しいトライもいくつかありました。また、コンタクト練習をおこなったためか、無理にパスしたり流れたりせずに、しっかりと立てて当たってポイントを作っていました。私たちが言葉で伝えたわけではなく、今日の練習をタッチフットに自ら落とし込んでいたのです。

 

 

今日は、アップから練習に入る時の雰囲気がひときわ良かったと感じました。アップの楽しさと練習で学ぶ楽しさの違いを理解しているようで、非常に頼もしかったです。 残すところあと3回となりましたが、ラグビーをよりお互いが楽しめるよう、いい準備をしていきたいです。


【第7回プログラム内容】

1、ウォーミングアップ(助け鬼、ハンドリングゲーム)

2、体幹トレーニングを含む、コンタクト時のボールコントロール

3、ハンドリングゲーム(タッチ式)

 

メインコーチ:高井明彦

アシスタントコーチ:築城 康拓

サポート:福岡大学ラグビー部

報告:福岡大学大学院・藤山英人