【2017福岡県福岡市クラス】第8回レッスンリポート(8月30日)

今日も雲ひとつない晴天です。学生によるアップは、ペアで向かい合って、じゃんけんして勝ったほうが逃げて負けたほうが追いかける練習です。楽しませながらもリアクションの速さを意識させました。次に、向かい合ってお尻タッチです。先にお尻をタッチしたほうが勝ちです。中学生たちはたくさん笑いながら行なっていましたが、相手の逆をつく動きをしっかりと意識していました。

 

今日はコンタクト練習をメインに行うことを前回告げていたため、入念に首のストレッチや、ペアで軽くコンタクトを入れさせました。いつものハンドリング練習などでは見せない引き締まった表情で行なっていました。 

 

次は高井コーチによるセッションです。まず始めに、ペアでレスリングを行いました。次にうつ伏せで重なり合って、下の人は体を返すように、上の人は抑え込む練習です。次にストロングポジションで相方が肩や体を押して、それに耐える練習です。これらは一貫して体幹を徹底的に意識させました。

 

コンタクトにおいて、コアである体幹を締める重要性を伝えました。中学生それぞれに体幹の強い弱いはあるものの、練習開始時と比べると、ストロングポジション、力の伝え方がよくなっているように感じました。 

 

ここからはコンタクトバックを二人の大学生が持って、四角のグリッドから一人の中学生のボールキャリアは大学生から外に出されないように中へヒットする練習です。もちろん、大学生に本気でヒットはさせていませんが、中学生は外に出されることが多かったです。ですが、高井コーチや築城コーチの、アドバイスで息が上がっている状態でも低く強いストロングポジションを意識することを心がけさせてところ、四角の枠後のから外に出される回数は減りました。 

 

最後の20分は、毎回恒例のタッチフットです。今回特に感じたのは、大学生相手にも大きな声でパスを要求したり、外が空いているコールが積極的に出ていたり、ディフェンスのコミュニケーションがスムーズにできていたりしました。遠慮せずに声をかけてくれていたので、非常にうれしく思いました。 中学生たちに教えているつもりですが、練習に取り組む姿勢、まっすぐに取り組む姿、笑顔でプレーしている様子を見ると、こちらもたくさん学ぶことがあります。


【第8回プログラム内容】

1、ウォーミングアップ(じゃんけんゲーム、ほっぺたタッチ、ヒップタッチ、膝タッチなど)

2、体幹トレーニングを含むレスリングトレーニング ・コンタクト時の姿勢づくりやボールコントロール

3、ハンドリングゲーム(タッチ式)

 

メインコーチ:高井明彦

アシスタントコーチ:築城 康拓

サポート:福岡大学ラグビー部

報告:福岡大学大学院・藤山英人