心地よい秋の涼しい風を感じる関東学院大学の釜利谷グラウンドで放課後ラグビー横浜クラスは第5回目のレッスンを迎えました。
毎回感じる事ですが、しっかりと手入れが行き届いた天然芝のグラウンドはどのレベルのラガーマンをも満足させてくれる環境にあります。グラウンドキーパーの谷村コーチや板井監督並びに関係スタッフの皆様には改めて深く感謝申し上げます。
さて、レッスンでは前回に引き続き最初に2人組のリアクションゲームを導入しました。レクリェーションゲームは大人も子供も楽しんでくれるのでモチベーションアップには最高です。毎回少しずつアレンジして取り入れています。
ラグビーにおいて幼少年期からの取り組みの中で最も大切なスキルの一つであるボールハンドリングスキルを本日もL字形式でトレーニングしました。キャッチ&パスをゲームの中でシャープにこなせるようにするにはしっかりとしたベーシックスキルを習得する事が必要です。この時期に、間違ったスキルを身に付けてしまうと将来、修正するのが困難になってしまいます。キーファクターを何度も何度も繰り返していく内に急激に成長が見られる生徒が数名出てきました。このようなレミニッセンス過程が指導者の喜びでもあると感じています。
次は個人スキルの習得です。ステップワークを使ってディフェンダーの裏に出る事にチャレンジしました。ショートステップで自分の身体をコントロールしながら一瞬で相手を抜き去って前進するにはスピードや瞬発力が必要です。スタートする時の姿勢に変化を入れたりしながらもみんな上手に取り組んでくれました。
次はサポートプレーにチャレンジです。サポートプレーヤーに大切な要素はポジショニングとコミュニケーションスキルです。良いポジションを探して素早くポジショニングする事、サポートプレーヤー側からボールキャリア側に話しかける事、動きながらもずっと話し続ける事等をアドバイスしてみると改善が見られる生徒が増えました。
これらのスキルを使ってバックスのラインアタックにもチャレンジしました。セットプレーからのアタックを想定してポイントが出来た時のサポートプレーヤーの役割と次の展開を予測したランニングコースやボールの動かし方をゲームライクでトレーニング。ゲームに近い状況でのレッスンはみんな真剣です。みんな意欲的に取り組んでくれました。
最後は横浜クラスお馴染みの状況判断トライチャレンジゲーム。 子供達はこのルールにも慣れてきたようで上手にプレー出来ていました。 次回も横浜クラスの皆さんとプレー出来る事を楽しみにしています!
≪第5回練習内容≫
1、ウォーミングアップ
・リアクションゲーム(1対1で反応の速さ)
2、ハンドリングスキル
・4列L字パス⇒DFなし
3、アタッキングスキル
・1対1ステップワーク
・2対1サポートプレー
4、ラインアタックサポート&継続プレー
・サポートポジショニング
・2フェーズクィックラック~2対1
5、状況判断トライチャレンジゲーム(50m×60m)
・6年生=8対8
・中学生=8対8
メインコーチ 青木 雅仁
アシスタントコーチ 竹田 正明